当クリニックについて
院長の一言
COVID-19 その62 夏祭りと涙
2022/08/18
第7波が全国を席捲した今年の夏、全国の各自治体は祭りや花火大会の開催についてさぞやその判断に苦慮し、苦渋の決断を下したところも多かったのではないかと思います。私は3年ぶりに開催されたふるさとの夏祭りにたまたま帰郷する機会がありました。駅の改札口を出た時、浴衣の若者たちを多く見かけ、街には祭りを告げる音楽が響いていました。その夜、いてもたってもいられず祭りが開催されている中心街に向かったのですが、そこは感染防止対策にはいかがかと思う光景が広がっていました。沿道には密になって踊りを見ている人々、そして踊り手たちの中にはマスクを外して踊っている人もいました。この様な光景に久しぶりに触れ最初のうちはなじめない自分がいましたが、ういつの間にか涙を浮かべている自分がいました。人と人とのふれあい、そして同じ空間を共有できる喜び、この2年半近く、忘れてしまっていた感情が一気に湧き上がっての涙だったのでしょう。この時期コロナ感染防止対策はもちろん大事ですが、経済のためだけではなく、皆で喜びを分かち合い、笑いそして楽しむという人としての基本的な思いをいつまでも忘れてはならない、そんな事を思い出させてくれた夏祭りでした。
