当クリニックについて

院長の一言

COVID-19 その17 マスクと夏

2020/09/10 いつの間にか重陽の節句も過ぎてしまいましたが今年はまだ夏の暑さの余韻が色濃く残っています。‘夏だ!海だ!’と水しぶきを上げ、うちわを扇ぎながらかき氷やスイカにがぶりつき、そして夜空を見上げ大輪の花火を見ながら大ジョッキで冷えたビールを一気に飲み干すといったいつもの夏の風景がどこかに行ってしまいました。街では暑いのにもかかわらずマスクを着用。そして東京駅の一角にはついにマスク専門店まで現れたとのこと。いつの間にかマスクが常用化され、マスクをしていない人を街で見かけると違和感を感じてしまう風潮があるようです。もちろん、公共の場所や人が大勢集まるところででのマスク着用は他の方への配慮も含め必要ですが、ソーシャルディスタンスをキープし大声でしゃべったり、食べたりしていなければマスクははずしてもいいと思います。
 半年が過ぎ、コロナとの相対し方を多少とも学びつつある今、決して疑心暗鬼にならず、偏見など持たず、そして差別することなく皆で笑顔で暮らせる社会をキープしたいものです。

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