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院長の一言

COVID-19  その13 災い転じて

2020/07/14 コロナ禍がもたらしたもの、日常と思われていた事が非日常となってしまったこと,仲間たちと大声でしゃべったり、笑ったりする飲み会、ライブやコンサートへの参加そしてスポーツクラブでの運動など。非日常と思われたものが日常となってしまったこと、マスクの着用、検温、神経質なぐらいのアルコール手指消毒、ソーシャルディスタンスのキープ、日々の生活歴の記載。数えきれないぐらい風景が変わってしまいました。一方では新たにもたらしてくれたものもありました。オンライン診療、テレワークなどITの目覚ましい進化。3月初めには当院の3役でテレビ会議を始めました。会議と言ってもスマホ画面を通してのミニ会議ですが、このような落ち着かない世の中だからこそ新たな事をやっていこうという乗りで始めました。おそらくこの騒動がなかったら決してしなかったであろうテレ会議、こんなにも簡単に出来てしまうことにまずは素直な驚きでした。そしてWeb会議も日常的な風景になりました。まさに災い転じて福となすを意識する日々です。そうそう夜の街に出る機会もなくなってしまった今、家庭菜園を始めハーブティーを飲む習慣がつきました。また市販の牛乳を使ってのヨーグルト作りを始め、そのヨーグルトを使ってのチーズ作りも始めてしまいました。これも一種の災い転じて・・・でしょうか。何事もpositive thinking。こうやって人類は闘いながらも進化してきたのだと、歴史書を紐解いては納得している昨今です。

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