当クリニックについて
院長の一言
COVID-19 その11 ボランティア
2020/06/12
今回の禍では物流の面でもかなり不安に感じていた時期がありました。4月初旬から中旬の頃、世間では連日患者数が増加し、明日をもわからない時期、医療現場でもマスク、手指消毒剤、ガウン、フェイスシールドなどの納品が滞った時期でもありました。そんな中、全国の多くの方々がボランティアとしていろいろ工夫し医療を支えてくれました。マスク作成の型紙を作ってくれたり、クリアーファイルから簡単なフェイスシールドを作成する型紙を送ってくれたり、、ポリ袋から防護ガウンを作成したりする活動が始まりました。秋田に住む友人のデザイナーに相談したところ、瞬く間にポリ袋と幅広テープでガウンを創るデザインを創作。その型紙を画家、スタイリストさらには書家の方々などの友人たちと共有し、友人たちはそれぞれの時間を見つけながら作成してくれました。その数100着超。作りもしっかりとしていてさすがクリエーターの方々の作るものは一味違うなと感心させられ、その絆に心から感謝した次第。第一波が多少とも安定した昨今、物流も安定してきました。しかしながら第二波に備える準備を怠る事はできません。本日東京アラートが解除されたものの、まだ首都圏では連日陽性患者は発生してます。医療界は当分気を緩めることはできないようです。
