当クリニックについて

院長の一言

西暦の絞込み:

~川崎さいわいがんウイーク2024年開催のお知らせ~

2024/02/05   毎年2月4日が世界がんデーということをご存知でしょうか? ‘がん’についての意識向上と検診、予防さらには治療への取り組みを促すため、世界的な対がん組織である国際対がん連合UICC(Unio Internationalis Contra Cancrum)がこの日を世界対がんデーという記念日にしました。日本人の2人に1人ががんに罹患する昨今、昔と違いがんは身近な病気になりました。また‘がん’と病名を告げられる事をはばかられた時代も今は昔、今では一般的な病名として世間では受け入れられています。がんについて少しでも関心を持っていただき、がんの予防はもちろん、早期発見、早期治療に結びつけていただけたらとの思いで、石心会川崎地区の医療施設である川崎幸病院、川崎幸クリニック、第二川崎幸クリニックの3施設共催で2016年より2月4日からの一週間、かわさき幸がんウイークと銘うって種々の催しを開催しております。     コロナ禍の3年半、展示のみにて開催しておりました本会も、本年からは最終日の2月10日にハイブリッド形式によるミニレクチャーも企画しております。また会期中、院内では患者さんによる手作りの作品を展示しております。またイーライリリー社のご協力を受け‘リリー・オンコロジー・オン・キャンバス’に寄せられたがん患者さんやそのご家族の方々の作品を展示しております。   この機会に少しでも多くの方々にがんについて関心を持っていただきそして学んでいただけましたら幸いです。  2024年2月                第二川崎幸クリニック 院長                      関川浩司

炊き出し

2024/01/24   能登半島地震から3週間、まだまだ先の見えぬ避難生活を強いられている方が多くいます。そのような状況を連日報道を通じて知ることが出来ますがその中で炊き出しの光景を目にすることがあります。先日も杉良太郎氏がキッチンカー3台を仕立て、肉うどんやカレーを炊き出ししていました。その他大勢の方が寄付やボランティアを通じて災害に遭った方々へ手を差し伸べています。その人達は異口同音に明日は我が身、思いやる心が大切と言っていますが’情けは人の為めならず’という言葉を思い出します。3.11の時、福島県の双葉町の方々が埼玉県加須市の高校に長期避難していた時、福島県出身の一人としていてもたってもいられず、加須の避難所で福島医大のOB、OG達と医療ボランティアをしていた時期がありました。その折、同じ福島県出身の西田敏行さんがたしか原宿にあるラーメン店の方々と一緒に炊き出しに来ていました。その時食べたラーメンのおいしかった事を昨日の事の様に覚えています。避難されている方々にとって温かな炊き出しは本当に心にしみるものだなとTVの映像を見ながらあの当時を思い出しては今も避難されている方々へ思いを寄せています。頑張れ能登半島!!!

早慶戦

2024/01/12   昨年の秋、6大学野球の早慶戦が地方巡業の形で福島市で開催されました。地元のOB達の熱意で開催が決まったようですが、観客席はプロ野球顔負けの満員御礼だったとか。6大学野球のそれも早慶戦の人気のほどがうかがえました。オフシーズンにはこのように地方での開催が定期的に行われていると慶大野球部OBの方にお聞きしました。その方は現役時代なんと6大学野球の首位打者を3度獲得、当時は雑誌ベースボールの表紙を王貞治氏と並んで飾っていたほどの活躍だったとか。その後一時社会人野球にも籍をおきましたが会社人生を全うし、一流企業のトップにまで上り詰め、今は悠々自適、趣味で絵を描き時々個展も開いているとか。そのようなお話をその方のアトリエでお聞きする機会がありました。そして当院のオープンギャラリーでの個展のご協力もしていただけるとのこと。当院での個展、今から楽しみです。

2024年 年頭にあたってのご挨拶

2024/01/04 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。  本年の元旦は初日の出も愛でることが出来、穏やかな一日を過ごせると思っていた矢先の能登半島地震でした。また2日には羽田空港での衝突炎上事故。まさに一寸先は闇と感じさせられた年始めとなってしまいました。川崎市医師会からも元旦から今後の能登半島医療支援に関する緊急連絡が入りました。2日には新たな緊急連絡が入り、羽田空港への医療支援の要請に関するものでした。 このような一連の動きから改めて‘必要とされる医療’を提供し続けること、それが私たち医療者の使命と考えさせられました。落ち着かない状況で始まった2024年ですが、本年もスタッフ一丸となりブレずに一年を過ごしたいと思っております。 本年は開院9年目を迎えます。これまで唱えてきたa)情報の共有b)明るい職場環境つくりc)自らが受けたい医療の提供のための創意工夫d)誰もが働きたくなる職場環境作りの4点を今後も継続して参ります。財団の基本理念‘断らない医療’患者主体の医療‘’地域に根ざし、地域に貢献する医療‘を常に心に刻み当院の基本精神である’和顔愛語、先意承問‘を実践していただきたいと思います。 今年の当院の標語は‘飛翔’と’Thoughtfulness’にしました。開院9周年を迎えるにあたり、皆が龍のように空高く飛ぶがごとく一歩前進する年になるよう、さらにはスタッフ同士がお互いを思いやり、働きやすい職場でよりよい医療を提供するという意味をこめました。  本年もよろしくお願いいたします。 2024年初春                 社会医療法人財団石心会                 第二川崎幸クリニック                     院長 関川浩司

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