第二川崎幸クリニックトップ 院長の一言 一覧 2018

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キャッシュレス

2018/07/11 久しぶりにロンドンに行ってきました。世の中がこれほどまでに変わっているとはつゆ知らず、井の中の蛙を思い知りました。その代表がカード社会。100円のものを買うのもかの地の人たちはクレジットカードあるいはそれに代わるカードで支払っていました。バスもそうでした。バスでは現金は全く通用しなく、日本で言えばスイカあるいはクレジットカードで支払うシステムでした。このためカード社会についていけない高齢者は家の中に引きこもる事になり、そのためのデリバリーシステムが新たに生まれているとのこと。アマゾンもそのひとつなのでしょう。カード社会に関しては経済新聞などで見聞きしていたもののこれほどまでに成熟していると思い知らされたひと時でした。たまには大海を知るべきですね。

在宅医療と震災

2018/06/29 最近 日本中が揺れています。ニュースでは今後30年の間に大地震が起こる確率が発表され、いよいよとの思いがあります。そのような中、先日防災に関する区の集まりがありました。これまでは防災訓練などを通し、急性期に関する医療施設の取り組みや施設間の取り組みなどが議題の中心になっていましたが今年度、川崎市は在宅医療を受けている方々へも注力した防災の取り組みを開始するそうです。これはこれまでの大阪、熊本そして東日本でも取り上げられていなかった分野とか。会議の中で印象的だったのが在宅医療を担当する訪問看護師の方々のご意見。発災時は訪問看護師である自分たちも被災者となる可能性もあり、またたとえ動けたとしてもそれぞれの家庭まで移動できる状況にあるのか不安と・・まったくその通り。これまで避難所や医療施設ばかりに関心を持っていた私は発災時の在宅医療への配慮は考えたこともなく改めてこの領域にも目を配らなければならないと感じました。そしてその役割の中心はやはり行政であろうということも感じさせられました。今後この分野に対する切り口をどうやっていくのか・・・またあらたな課題、楽しみです。

大和魂

2018/06/21  前評判を見事にくつがえしての勝利。そう今週の日本を沸かせたことといえばもちろんワールドカップサッカー日本対コロンビア戦でしょう。前評判の悪さもさることながら実力の歴然たる差。いろいろな評論家がいろいろな分析をしていることでしょうが・・・・私はチームプレーに徹し地道なパスワークとその中で一瞬のスキを見つけ突破する個人技、これが見事にシンクロして・・・などにわかサッカーファンとして考えていました。組織もチームプレーが大事、もちろん個々の技を磨く努力は惜しんではなりませんが、、、後半のコロンビアの選手たちの精神的な苛立ちは素人の私にもわかりました。技術面はさておき精神面での成熟さでは圧倒的な差。ほんとうにわが大和魂を久しぶりにみた思いでした。ワールドカップ、いろいろな事を考えさせてくれます。

かつ丼とオリジナリテイー

2018/06/15 揚げ物断ちして一年超、天ぷらを既に解禁した話は5月24日の’職人芸’で書きました。最近一年半ぶりにかつ丼を食べました。それも都内の行列ができるとんかつ屋の一つで、もちろん並ぶ必要がない頃合いを見図り、夜、会合が終わってからの遅い時間に行ったのですが。肉厚の三元豚、衣はその日に食パンの耳をきれいにのぞいて作る自家製パン粉を使用。そしてほかほかの国産米、油ももちろんこだわって、などなど本当においしくいただきました。でも・・・東北生まれの私はかつ丼はというとソースかつ丼を思ってしまうのですが関東は’卵とじ’なのですね。これはこれでおいしいのですが、あのサクサクとした食感を楽しみたいときにはやはりソースだよな、などと思いながら完食していました。 ちょっとかつ丼の歴史を調べてみました。諸説あるようですが福井県出身の高畠氏なる方がドイツに留学し帰国後、早稲田界隈で開いた洋食屋での提供が最初らしいとのこと、大正初期だったようです。その他の説もありますがいずれにしても発祥は早稲田界隈だとか。洋食屋、不思議なネーミングを私たちは今でも使っていますよね。西洋料理を日本的にアレンジして作る料理。洋食屋で出すレシピは外国人には珍しく彼らに人気があるそうです。かつ丼も一見日本料理と受け取られていますがルーツは洋食屋だったのですね。日本人は昔からまずは模倣しそこからオリジナリティーを出すのが実に得意です。

現代歌舞伎

2018/06/08 先日コクーン歌舞伎を観に行く機会がありました。初めての歌舞伎、さぞや肩が凝るかなと思っていましたが、脚本の妙はもちろんの事、役者さんたちの滑舌のいいせりふ、そしてアップテンポな演技、本当に時間の過ぎるのも忘れてしまうほどでした。もちろん歌舞伎伝統の口上や‘見栄をはる’所作もありました。

おもしろきこともなき世をおもしろく

2018/05/31 スタッフ教育の一環で行っている第10回カルチャーセミナーのタイトルが‘おもしろきこともなき世をおもしろく’でした。ちょうど今、7回目を迎えたオープンギャラリーで‘模写絵展’を院内で開催していますが、その作家の方にお願いしてのミニレクチャーでした。その方は現役を退いた時に今後老いが始まる時、若いときと比べ体が思うように動かない自分を想い、ピアノを始めたそうです。それだけではなくいままで好きで集めた画集をもう少しじっくりと見ておきたいとの理由からそれを模写し、原作者の気持ちを少しでもわかろうとしたのが模写絵を始めたきっかけだったとか。もちろんお子様たちからプレゼントされた色鉛筆との出会いもきっかけの一つになったようですが。もともと建築関係の会社を主宰していた方。小さいころからの絵心に加えその腕前はプロ並みです。

職人芸

2018/05/24 昨年東京マラソンを走った後、ある事情があり、それまで大好きだった揚げ物断ちを敢行。一年以上てんぷらやとんかつそしてフライドチキンなどを断っていました。天ぷら解禁時はどうせならおいしい(と言われている)ところで食べようとある天ぷら屋さんに行きました。70歳になるご主人がその店で凛として天ぷらを揚げていました。

バウムクーヘンのおいしい食べ方

2018/05/18 先日サロン的テニスの会に参加した折、バウムクーヘンを食べる機会がありました。ちょうど参加者の中のお二人のお誕生日をお祝いする際に用意されたものでしたが、食べる時にどのように切って食べるかが話題になりました。年輪を見ながら真上から垂直に切る派と年輪を見ながら削ぎ切っていくやり方でしたが・・・今までは簡単に円形を6等分や8等分など人数に応じて適当な大きさに真上から垂直に切る事を当たり前に思っていたのですが、一方では斜めに削ぎきるようにスライスして切っていくのが当たり前と思っている方がいたり、、、はてさて皆様は?調べ好きの私としてはすぐにネット検索したところ、なんと斜めに削ぎ切る方が切り口の面積が大きくなりより香り良くいただけるとか・・・また本場ドイツでもそのようにして食べるとか・・・様々な生き方で常識というものがそれぞれに違う事を感じさせられたひとときでした。ちなみに日本にバウムクーヘンを最初に紹介した方はドイツ人カール・ユーハイムでした。あのユーハイムだったのですね。

楽観主義者

2018/05/08 先日のゴールデンウイーク、久しぶりに映画を観ました。第90回アカデミー主演男優賞を取った作品、そうそうその俳優ゲイリ-・オールドマンが日本人 辻一弘氏を指名しメイキャップをしてもらい、辻氏もメイクアップ・スタイリング賞を受賞した、その作品が日本題名‘ウインストン・チャーチル’原作名‘Darkest Hour ‘です。チャーチルが亡くなった翌日に新聞の一面を飾った記事を当時まだ小学生だった私は今でもぼんやりと覚えていますが、あの当時、どういうわけかチャーチルが好きで、その’なぜ好きだったのか‘を今回映画を観てあらためて感じさせられました。困難、逆境な時こそユーモアを忘れず、常に活路を見出すその精神力のタフさ、自らの恐怖心を周囲にはそれを見せずに悠然と構えているそんな人柄、、、彼の残した言葉にこんな言葉があります。

オリパラ

2018/04/27 先日ある勉強会に参加しました。‘オリパラ’における外国人対応、テロ対策、そして感染症対策などのお話しでした。講演の中でこの言葉を連発していましたが、演者はいずれも厚労省の行政官。いまや彼らにとっては‘オリパラ’は日常用語なのでしょう。でも初めて聞く人には一体何のことやらと思いますよね。まあ内容を聞けば‘オリンピック、パラリンピック’の略語というのは簡単にわかるのですが・・・・そんな事って医学の世界では日常茶飯、略語オンパレードであり、診療科が違えば同じ医師でも言っている事がまったく理解できないという場面も多くあります。そしてそのような略語を使ってつい患者さんに説明してしまう医師も少なくありません。当然何のことやらさっぱりわからないでしょう。スタッフには日頃から平易な言葉で説明するよう話しているのですが、そういう私もつい専門用語を使って説明することもあり・・・‘オリパラ’を通じてあらためて略語や専門用語を無意識に使う態度を改めようと思いました。