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COVID-19 その49  十万人越え

2022/02/04 ついに全国の感染者数が10万人を超えました。感染者数の急激な増加に加え今問題となっているのが濃厚接触者数の増加。この影響のため就業者数の減少が見られ、会社そして医療施設までもが運営を継続するための人員配置で四苦八苦しています。これは第5波までは見られなかった出来事です。傾向も見えてきました。感染拡大は家庭内感染、それも子供たちからの感染が多いこと、重症化する方は持病を抱えた高齢者。さて見えてきたのはいいのですがどのように感染防止に当たったらいいのか、先に述べた就業人への影響を少しでも少なくするため政府は濃厚接触者に対する自宅療養期間の短縮を決定しました。また子供たちへのワクチン接種も本格化する動きもあるようです。色々手をつくしているもののウイルスは我々をあざ笑うかのように対策をすり抜けては増加を繰り返しているようです。ある程度のピークまでは一人一人が自覚を持って行動するしか手はないのでしょうか....

COVID-19 その48 輪番医

2022/01/19 1月14日に掲載したこのコーナーで全国の感染者数が10000人超えを記録し20000人を超えるのも時間の問題と書いたばかりでしたがその日には20000人を超え、昨日には30000人を超えてしまいました。とどまるところを知らないオミクロン株感染。諸外国で見られた急カーブの増加曲線もついに我が国のこととなってしまいました。本日は政府が専門部会の意見を入れ、新たに13都道府県にまん延防止等重点措置が発出されるとか。これで全国で16都道府県に発令されることになります。ただ懸念はこの勢いが飲食店やイベントなどの規制だけでいいのかということです。医療ひっ迫度合も病床占有率が20%を超えてきた都道府県が多くなり、オミクロン株の重症化率が低いと言っても母数が多くなれば一定数は入院を必要とされる様相に医療ひっ迫も時間の問題と危惧されます。ここで必要なのは入院患者数を増やさないことすなわち第5波での経験を活かし、自宅療養者への医療提供などを十分に行うシステムを作ることが大事です。神奈川県ではすでに神奈川方式を実施し、その一環で当院も自宅療養者に対するオンライン診療を行う’輪番医’になり、昨日はその活動の初日でした。オミクロン株の性格上、軽症者が多く自宅療養者が増加することは目に見えており、その面での必要とされる医療もしっかりと実施していこうと思います。

COVID-19 その47  倍増が止まらない

2022/01/14 2022年の松が明けたとたんのオミクロン株の急激な増加。全国ではすでに10000人越えを記録、20000人を超えるのも時間の問題の様相を呈しています。昨年の暮れごろは欧米での急激な拡大を他人事のように見ており、マスク文化に慣れた日本は諸外国とは違うと思っていたのが嘘の様です。連日先週の感染者数との比較で倍々ならぬ、5倍10倍増の報道。どこまで増加するのでしょうか。一方では見えてきたものもあります。潜伏期間が3日前後とこれまでのものよりはきわめて短く、また症状も喉の痛み、倦怠感、筋肉痛そして発熱。重症化する率が低いことも他の国の報告と同じです。やはり日本だけが特殊ではなかったようですね。そうなると欧米という先達がいるのですからこの株に対する対応は色々と考えられるはず。ワクチン接種にしてもようやく前倒しが容認されつつありますがこのような時こそ一歩先んじての対応を取っていかなければなりません。

2022年 年頭にあたってのご挨拶

2022/01/04 あけましておめでとうございます。 開院7年目の新年を迎えました。

COVID-19 その46  ギリシャ語のアルファベット15番目

2021/12/04 コロナ禍になってから数多くの新語あるいは外来語を急に耳にするようになりました。3密、黙食、ブレークスルー、ソーシャルディスタンス等々。最近になり突然現れたのがオミクロン、はてさてなんのことやらと思っていたのですがどうやらコロナ変異株の新株らしいと。把握するのに2~3日かかりました。その語源をさぐってみたらギリシャ語文字24個のうちの15番目であることがわかりました。ちなみに今まで世間を席捲していたデルタ株のデルタは4番目。WHOはこれまでCOVID-19の変異株の名前を、確認された国や地域の名を冠していたのですが差別や偏見を避けるため2021年5月からギリシャ語の文字順に変異株を名付け始めたそうです。とすると最近話題のオミクロンは15番目の変異株かと思ったら13番目だそうで、13番目のν(ニュー)と14番目のξ(クシー)は除かれたそうです。ニューは新しいnew と混同するのを避けるためですが、はてさてξは何故除かれたのか、諸説あるそうなのですが、それは皆さまの探求心にお任せいたします。

COVID-19 その45 恐る恐る

2021/11/25 我が国では第5波で医療ひっ迫や在宅死など人々を恐怖に陥れたCOVID-19 が不気味なほどに影を潜めている今日この頃、欧州では規制緩和の後、再び猛威を振るい自由な国オランダでさえ今週末から完全ロックダウンを実施するとか、またオーストリアではワクチン接種の義務化など政府のいろいろな規制に対して各地で暴動というニュースが報じられています。お隣韓国でもブレークスルー感染が増加しているそうで、日本の今の状況は人種差ではなさそうです。そんな中、わが国は飲食店の営業時間、人数などについて規制緩和の動きがありますが、この二年近く頑張ってきたせいなのか、素直に飲み会参加、忘年会参加とはいかないような心理になっており、恐る恐るリハビリをしながら社会復帰を目指そうと思っています。もちろんマスク、ソーシャルディスタンスそして手指消毒といった基本的なことは遵守しながら・・・。

COVID-19 その44 モルヌピラビルと新庄

2021/11/05 舌を噛みそうな,おまじないのようなこの名前、英国で承認された世界初の新型コロナ感染症に対する経口薬の名前だそうです。軽症者が服用することにより進行を抑えることができるとか。我が国では塩野義製薬がこの分野に参戦しているものの実用までにはまだ時間がかかりそう。国産ワクチン開発もしかり。研究の分野では欧米の後塵を拝している様子にどうしてなのか?とつい考えてしまいます。研究費に対するお金はもちろんでしょうが、出る杭は打たれる、右ならえを良しとする文化が教育の現場から連綿と続いているのも要因なのかと。そんな事を考えていた折の日ハム、新庄新監督の就任インタビュー。その恰好といい型破りの発言といい日本もまだまだ捨てたものじゃないなと感じた次第。今後の新庄の活躍にも期待ですが、果たして彼は野球界にそして日本に受け入れられるのか楽しみです。

COVID-19 その43 激減

2021/10/21 昨日のCOVID-19 陽性者数は神奈川で16名、東京では41名、全国でも391名と急激な減少が最近見られています。専門家にとってもその原因については明らかではないようですが、海外に目を向ければ米国では一日の陽性患者数が米国では80000人英国では40000人ドイツでも22000人とまだまだ多く、そのような状況を見るにつけ日本のコロナウイルスの中で何が起こっているのか不思議でなりません。ワクチンの接種率の高さが功を奏しているのか?マスクを常時つけたり、手指消毒を真面目に行う国民性だからなのか、いずれにせよこのような静かな時期にこそこれまでの事象について真摯に検証し、第6波の到来を十分に想定しながら種々準備しておくことが大事です。

COVID-19 その42 100代

2021/10/04 岸田文雄氏が第100代首相に選ばれました。初代首相 伊藤博文から数えて100代。この中には一人で複数回首相を歴任した方もいますが、節目の代。とはいっても総選挙を控えており、短命内閣となるのは周知の事実。この内閣は臨時国会を召集して所信表明演説や与野党の代表質問に終始し、そして選挙に突入。まったくあわただしい限りです。コロナもこのような浮足立っている日本を哀れに思っているのか第5波は一応の静けさとなり、医療ひっ迫も落ち着きを見せ、一安心といったところです。がこれまでの経過が教えているように第6波は必ずやってくるでしょう。落ち着いた今こそ第6波に備え、種々準備をしておかねばなりません。そんな折の総裁選挙―首相指名―新内閣発足―臨時国会―解散総選挙。ウイルスは目には見えない生き物だけに一刻の猶予もないのですが・・・。

COVID-19 その41 抗体カクテル療法

2021/09/17  金木犀の香りが街に漂う季節となりました。世の中の話題の中心はオリパラから自民党総裁選にとって替わっています。さてコロナ感染はと言えばようやく第5波のピークは峠を越した感もあり陽性患者数の減少、加えて病床使用率は神奈川が55.8%東京が50.7%と一時期の高い値からは減少し、またあれほど騒がせた自宅療養者数もここにきてようやく落ち着をみせています。最近では抗体カクテル療法の体制作りが急務という話題が-取り上げられています。この抗体カクテル療法、50歳以上や基礎疾患を持つ軽症から中等症の陽性患者に適応ですが、重症化や死亡のリスクを7割下げるとか。かの大国の前大統領もこの恩恵を真っ先に受けた事はまだ記憶に新しい事です。本療法は副作用も伴うことがあるため当初は厳重な監視体制の下、入院で行われていたのですが、次第に外来で行われ、現在は一部の療養施設でも行われているとか。今後は体制さえ整えば自宅での投与も考えられ始めているようです。まさに災害時における規制緩和なのでしょう。このような場合には何せ効果のあるものであれば即決して使用しなければなりません。今後はインフルエンザ治療薬のような外来でも気軽に処方できるような治療薬の開発と発売が待たれます。