当クリニックについて
院長の一言
西暦の絞込み:論語読みの論語知らず
2016/10/18 昨年の今頃はこんな話をしていました。GE社の社内研修で行っている‘会社の理念を実行するための個々人の行動はどのようにしたら’というお話しを聞いた際、我々の財団が掲げる理念、そして当院がそれに基づいて考えている事(目標)それを実現化するために個々人の行動はいかに?などを話した際に使った言葉です。‘論語読みの論語知らず’これは目標や理念を掲げる事は誰にでもできるがそれを実行することはなかなか難しいという意味ですが、ただの理念や目標の復唱に終わることなくそれを実現するための行動を起こすことが大事ですよね。 A mere scholar, a mere ass.
井の中の蛙、大海を知らず
2016/10/17 井の中の蛙、大海を知らず。この言葉はいろいろな分野でも応用されますが、特に医療の中に身を置き仕事をしていると、つい、その世界だけの価値観、判断で物事を解釈結論づけてしてしまう事があります。そのようにならないためにも医療以外の異業種の方との交流は大事と常々感じ、できるだけそのような方々との交流の機会を多くしようと心掛けています。また同年代ばかりと交流するのも同様な事が言えます。いつも新鮮な考えを持つためにも世代を超えた方々との交流も大事と思います。The frog in the well knows nothing of the great ocean.
んで始まる言葉
2016/10/13 子供の頃はよくしりとりをして遊んだものでした。‘ん’を言ったものが負けのルールでしたがそれは‘ん’で始まる言葉がなかったからですよね。 昨日はをですからついに今日はん。はてさてんで始まる言葉はないのでしょうか?そんなことはありませんでしたた。沖縄地方では‘ん’ではじまる言葉満載。たとえば‘んな’(みんな)‘んなあかり’(半分)‘んじ’(とげ)‘んかし’(むかし)などなど。まだまだ知らない世界がありますね。
をの話
2016/10/12 これまでの院長の一言、お気づきの方もいらっしゃると思いますが7月15日の挨拶の話しから‘あいうえお順’で掲載してきました。さて昨日は’わ’で次はといえば現代仮名使いでは’を’だそうですが、平安時代から’お’と’を’は時代によって使い方を競い合った字だそうで、ちなみに奈良時代の’オ‘は意・憶・於・應(応)・隱(隠)・乙など、一方「ヲ」は乎・呼・袁・遠・鳥・鳴・怨・越・少・小・尾・麻・男・緒・雄などで用いられていたそうです。時代の変遷とともに使い方も変わり、第二次大戦後になってついに’を’は助詞専用に位置付けられ、名詞で使われることはなくなったとか・・ちなみに消えたかな文字には’ゐ’や’ゑ’があるそうですが・・・。そんな’を’のお話でした。日本語も時代を通して少しづつ進化しているのですね。負けてられません。
One for all ,all for one(ワンフォオオール オールフォオワン)
2016/10/11 昨年の今頃はあのラグビーの五郎丸が日本中を沸かせていました。ルーティーンも今は懐かしい言葉ですよね。さて今日の一言、ワンフォーオールはラグビーで使われる言葉ですが、一人の行動はみんなのため、みんなの行動はすべて一人のトライする者のためという意味であることはみなさんもご存じでしょう。ラグビーで大柄の男たちが激しいぶつかり合いを演じ、ボールを必死に味方の陣地に寄せるという行為、まさに、自分を盾にし満身創痍になりながら他の者たちのために行う競技であり、その行動は組織でも通じるものだと思っています。今医療界で求められているチーム医療ではまさにこの心が必要なのでしょうね。
ローマは一日にして成らず
2016/10/06 Roma was not built in a day. ローマは一日にして成らず。BC753年からBC270年までローマというほんの小さな国から地中海全域を支配するまでになったローマ帝国。歴代の皇帝と民衆が現在でも通用するような様々な社会のシステムを構築しパスクロマーナ(ラテン語でローマの平和という意味)を築いてきました。一つ一つ作り上げていくには時間がかかるという意味がローマは一日にして成らずの意味ですが・・・組織づくり同じですよね・・・教えられます。
例外のない規則はない
2016/10/05 例外のない規則はない〰これも組織ではよく使われる言葉です。規則を遵守する事は勿論大事ですが、そればかりに捕らわれると身動きができなくなりますよね。そういう場面に出会う事、皆さんも経験があると思います。そんな時には物事を大きくとらえてもらいたいと思います。また物事に対する考え方でも当てはまります。何事にも幅が必要です。There is no general rule without some exceptions.
ルネッサンス
2016/10/04 昨年の今頃、つるみ在宅ケアネットワークの会に参加しました。そして翌日の朝礼ではこんな話をしていました。鶴見区の医師会在宅部門は全国のモデルになるような活動をし、医師会とも強力なタッグを組んで種々斬新な取り組みをしています。もちろん目線は常に地域住民の方々、そのチームワークそして企画力にはいつも脱帽。これまでの既存のやり方ではなく、ある意味革新的な事です。 今日の一言はルネッサンス。14世紀イタリアのフィレンツエから始まった文化の再興ですがそれまで生活全般にわたり宗教色一色であったのに対し文化、科学その他の分野に風穴を開けた時代でした。絵画で言えばミケランジェロ、ラファエロ、レオナルドダビンチ、そして地動説を言ったガリレオなどなど。いつの世も常に斬新なアイディアと時代をbreak throughする精神力が大事なのですね。今後も行政区を超えたコワークを鶴見区医師会在宅部門の方々とは行っていきたいと思っています。
臨機応変
2016/10/03 ある患者さん達主催の会に招かれた講演会で1時間の話のあと40分ぐらいの質疑を受けました。日頃から悩みそして現実的な問題を抱えている方も多く、いろいろなご質問がでましたが多種多様な質問に対して臨機応変に対応したなどその対応を通じて感じた事を朝礼でも述べた際に話した言葉です。:::さて臨機応変の臨機とは事態に臨むこと、応変とは変化に応じることをいい、いろいろな状況に対して、今の言葉で言うならば適切かつflexに対応するということでしょうか。語源は『南史』にある、梁の総司令官・蕭明のことば ‘吾自ら機に臨みて変を制す。多言する勿れ(なかれ)’から来ているそうです。臨床の現場でも深い知識を持ち、さらには日頃の経験を活かしながらそれぞれの職種がそれぞれプロとしての臨機応変な対応をしてほしいと願っています。
楽は苦の種、苦は楽の種
2016/09/29 楽すれば苦しくなるし苦しいのを乗り越えれば楽することができる。これはこの世の中すべてに通じる言葉ですよね。私も苦しいときはこの言葉を呪文のように唱えながらこれまでやってきました。昨年も夏休み明けに講演会を依頼されており、休んだ分、巻いて準備をしていたとの話をするときにご紹介した言葉です。
よつ葉のクローバ
2016/09/28 昨日の院長の一言で少し触れましたが、当院ではがん患者さんやご家族の方のためのがんサロンの会を開催し、名称をクローバの会と名付け、定期的に会合を行っています。名前のいわれですがクローバの意味するところは3つ葉は希望と信仰と愛、4つ葉はそれに幸福が加えられます。このような意味から当院のがんサロンをクローバの会と名付けました。この4つ葉は生長点の損傷にて突然変異でできたものだそうです。またキリスト教徒の多いヨーロッパでは四葉の隙間は十字架に見えるため神々しいものであるとされています。ちなみに点突然変異率は3つ葉の10000本に一本の割合で起こるものだそうですが、子供の頃、みんなでよつ葉を必死に探し回ったような・・・・。
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、ゆえに夢なきものに成功なし。
2016/09/27 夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、ゆえに夢なきものに成功なし。これは私の好きな吉田松陰の言葉です。何事も夢をもってそれに向かっていくことが大事であり、その過程が大切です。ちょうどがんサロン開催の案内があった日の朝スタッフに話した言葉です。このクリニックでがんサロンを開くこと。誰にもぶつけることのできない悩みやいろいろな話ができる場をがん患者さんやご家族に提供できたらという思い、これは長年がん医療に携わってきた私の夢の一つでした。夢を持ちそして皆で計画し、それを実現できたこと、感慨深いものでした。
流鏑馬(やぶさめ)について
2016/09/26 昨年の今頃、流鏑馬を見る機会がありました。ところは鎌倉にある鶴岡八幡宮。2代小笠原長経が源実朝の糾法(きゅうほう:弓、馬術、礼)師範であった小笠原家に今も伝わる古式作法を習っている方からのご招待でした。流鏑馬は218mの距離を3つの的を人馬一体となって射るものですが、まさに精神統一が必要な由緒正しき神事です。小笠原流の陰陽い(インヨーイ)というかけ声をあげながら射るその姿に身も心も引き締まり、このように身を引き締めて事に当たっていかなければならないという思いを新たにした一日でした。その日、知り合いの射手は見事に3的とも射ぬき、縁起物として宮の方から射手に下賜されたのですが、その一つを私もいただき、今も院長室に大切に飾ってあります。
もの言えば唇寒し秋の風
2016/09/15 今日は久しぶりに長袖のワイシャツを着てきました。うっとうしいくらい暑かったのにいつの間にか秋の気配が漂ってきているようです。さて今日の一言は‘もの言わば唇寒し秋の風’です。この意味は~~人の悪口を言ったり、自分を誇らしげに語るとなんとなく後味が悪い思いをすることありますよね。そんな事を読んだ句です。これは松尾芭蕉が読んだ句ですが実はこの前の句があることをご存知でしょうか?‘人の短を言うことなかれ己が長を説くことなかれ、もの言えば唇寒し秋の風’ 日一日と秋の気配が深まっていく今日この頃。この句を思い出して今一度自分を見直してみるのも・・・。
メリハリ
2016/09/14 ピアノ線でもギターの弦でも常に緊張していると弱くなり、時には切れてしまいます。仕事でも同じだと思います。いつも緊張して仕事をしているといつかは疲弊し、重大なミスを犯すことになりかねません。休むことも大事です。それもしっかりとメリハリをつけて・・・。 メリハリという言葉、私の好きな言葉の一つです。さてそのいわれはというと‘めりかり’が語源だそうです。これは邦楽の中の特に管楽器で使う言葉で‘めり’とは減ずるという意味。 ‘かり’は高い音ということばを指すそうで、音の強弱からきています。日頃から強弱、緩急をつけた生活が大事なのですね。
無理が通れば道理引っ込む
2016/09/13 昨年の今頃、こんな話をしていました。日比谷公園近くの日本記者クラブでの勉強会に参加したおり、公園の方から人々の大きな声が聞こえてきました。これは安保関連法案に反対する人たちの集会からの声でした。安保関連法案についてここでとやかくいうものではありませんが・・・、今日の一言は‘無理が通れば道理引っ込む’という言葉です。この意味は無理な事を言ってそれを押し通そうとすると人の歩むべき正しい道が失われてしまうということですが、組織においてもそうですよね。コンセンサスを得ないで無理な決め事をすると道理が通らない。すなわち正論が通らなくなる。こんな組織にはしたくないものです。
水は方円の器に従う
2016/09/12 水は方円の器に従うという意味ですが・・・水は四角い器では四角になり、丸い器では丸くなるということ、すなわち私たちも環境によって、そして友達によってどんなにでも変わるということを例えた言葉です。組織もある意味’器’であると私は思っています。それを構成するスタッフによってどんな形にもなると思っていますし皆が明るく闊達に仕事をしていれば組織も明るくなり、そしてそこを訪れる方々も元気になれると思います。当院の建物が明るいように明るい環境そしてACTIVEな組織づくりを皆でしていきたいと思いますし、いい器づくりを皆でしていけばその器にはまたいろいろな方が集ってくれると思っています。
蒔かぬ種は生えぬ
2016/09/08 昨年の今頃はこんな話をしていました。当院のInternational clinicとしての体制充実のために会合をしている事。一つは電子カルテ内に英語と中国語の問診表を入れること、さらには診断書のひな形もいくつか作成したこと。さらには各専門部署での説明を英語バージョンや中国語バージョンで作成しこれをパウチ化して各部署での個々の説明の際に用いられるような体制を作った事などです。これは最近では日本の企業でも外国人の雇用が多くなり、まさに国際化が進んでいるとき、企業で働く外国の方々にも普通の医療を提供できたらという考えがある事、さらにはここ川崎の地は羽田にも近く2020年の東京オリンピック開催の際には多くの外国人が訪れ、その方々に対する対応も備えていなければならないと考えるからです。このような事は誰かが始めなければなりません。まずは当院が川崎地区の他の施設の先鞭を切り行っていこうと思いますしそれを発信することにより各施設も同様な体制を組んでいただければと思うからです。まさに蒔かぬ種は生えぬです。
忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)
2016/09/07 これはどんな忙しい中でも暇はあるものだという意味ですが、よく知人から‘忙しい?’と聞かれる事があります。そんな時は必ず‘忙しくはないけど多少busyかな?’と答えることにしています。というのも忙しいという漢字は‘心を亡ぼす’と書くからで、以前これを誰かに教わってから決して忙しいという言葉は使わないことにしているのです。そして‘忙中閑あり’はまさしく、仕事ができ、時間の使い方が上手な人ほど、暇を作り、余暇を楽しんでいるという事だと思います。いつも‘忙しい’‘忙しい’と愚痴ばかり言っている人は回りにいませんか?
平常心を保つコツとは・・・
2016/09/06 医療の現場では常に予期せぬ事に出会うことを念頭において仕事をしていなければなりません。そのような緊張を強いられる現場ではともすれば対人関係などで、声を荒げたりすることが小生も若い自分よくありました。でも声を荒げたから問題解決になるものでもなく、かえって回りをさらに緊張させ、仕事が円滑にできにくくなる場合も多いですよね。多いどころかほとんどがそうでしょう。それからというもの、機会あるごとに、どうやったら平常心を保ちながら適切な対応をすることができるかを考えるようになりました。対人関係で平常心を保つコツとは・・・相手の立場にたって物事を考えること、これに尽きると思います。最近は自分の心を抑え、相手の気持ち(背景)を考えることで自分を客観視しながら、平常心を保つように心がけているつもりですが・・・・果たして本当に出来ているのか、こればかりは相手からの評価です。
