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定時制高校

2018/11/16 定時制高校の生徒さん達の発表を聞く機会がありました。皆、今を生き、現代が抱える問題について真摯に向き合っている姿を目の当たりにし、感動し、そして力をいただきました。定時制高校の始まりは我が国の高度成長期時代に中学校を卒業して都会で働きに出たいわゆる集団就職の中学卒業生を対象に出来た制度だそうです。それが現代では様変わりし、中学校中途退学者や何らかの理由による登校拒否生徒さらには外国から就業のために来ている人たちのための学校となっているとのこと。ここ川崎には約800人の定時制高校に通う生徒たちがいるそうです。いろいろな事情で定時制に通うようになっても今回の発表を聞いている限り、全日制に劣らずの向学心と純真な心を持った生徒たちだと思いました。日頃、関わる事のない分野の方々だけにまたまた考えさせられる事多々でした。

ATPツアーファイナルズと企業

2018/11/13 最近,早起きが続いています。というのも錦織が繰り上げ順位で参加資格を得たATPツアーファイナルズが朝早くからテレビ中継されているからです。錦織の第一戦は前評判を覆し、あのフェデラーにストレート勝ちを収めました。もちろんTVの前では大興奮。一球、一球にただ息をのむばかりでした。さてそのツアーのタイトルスポンサーをご存知でしょうか?NITTOという名前が会場のそこかしこに目につきます。なんとなく日本語的な名前の会社だなと思って調べてみたら、なんと本社が大阪にある日東電工なる会社でした。粘着テープを中心に多業種に関連する会社であり、医療材料としてもサージカルテープがそうだとか。2017年から2020年の4年間タイトルスポンサーとしてATPツアーファイナルズを支えているのですが、今後の世界戦略を意図し世界スタンダードになるための取り組みの一環だとか。錦織とフェデラーも共にUNIQLOを着て闘っています。日本企業もこんなところで頑張っているのですね。ブランド化、大事な事です。

ホスピタルアート

2018/11/02 先日のNHKクローズアップ現代でホスピタルアートが取り上げられていました。我が国でもホスピタルアートを取り入れる医療施設が徐々に増えており、四国にある病院が取材されていましたが、精神科病棟に入院する子供たちによって壁が壊される事が多かったのがスタッフが壁に絵を描いたらその行為がなくなったという事をきっかけにアートを取り入れるようになったとの事でした。その後、その病院ではアートを積極的に取り入れ、今では子供たちが喜ぶようなからくり造形が受付にあったり、病棟の壁にもいろいろなアートがあり、院内にはアートディレクターなる役職もいるそうです。海外の研究者によるとホスピタルアートによりお薬の使用量が減らせたり、在院期間の短縮につながったりと明らかに効果があるということでした。当院でもこれまで開院以来定期的にオープンギャラリーを開催しています。その思いは当院を訪れる病に悩む方々が少しでも癒されそして医療施設を訪れる事に対する抵抗を少しでも少なくできればとの思いです。今月5日から第10回オープンギャラリーが開催されます。今回は‘西森禎子と8か国の子供たち展’です。足を運んでいただき、芸術の秋に触れてみてはいかがでしょうか?

授業

2018/10/26 最近 高校生に授業をする機会がありました。テーマは‘がん’についてでしたが、定義、原因、治療法などを始め、統計学的な事や緩和ケアに関する事まで幅広くお話ししました。また歴史的な事を織り交ぜたり、'生老病死、四苦八苦’について語ったり、質問形式で授業を進めたりと、‘がん’がテーマだっただけに重くならないよう心掛けたつもりでした。後日、生徒さん達から寄せられた授業についての感想文を読む機会がありました。その感想文の用紙には授業の感想、がんについて学んだ事などが余白がないほどにびっしりと書かれており、がん’に対する関心の高さもさることながら、真摯に授業を受けてくれていた事を感じる事ができました。と同時に、医療の世界に進むかもしれない若者たちもいたようで少しでも参考になる事ができたかなとほっと胸をなでおろしました。それにしても授業中感じた活気、いつの時代も若い人たちのエネルギーは大したものです。

おせんべいと手当(てあて)

2018/10/19 買い求めるため毎日のように長蛇の列ができるお煎餅が川崎にあるのをご存じでしょうか?川崎といえば川崎大師、その大師様、すなわち弘法大師の姿を形どったあげせんを袈裟をイメージした美味しい海苔で巻いたおせんべい。その一つ一つが手作りで、袋詰めも手作りだとか、そんな話をその製菓店の四代目社長にお聞きする機会がありました。なるほど、一つ一つ愛情込めて丁寧に作るから美味しいのはもちろん、数も量産できないので並んで買うことになるのも仕方がないのだと納得しました。まさに本物、医療で言えば心のこもった〰手当て〰に通じます。

断捨離

2018/10/12 最近はITの発達で通信手段が昔とまったく様変わりしました。手紙を書く機会も少なくなりそれに代わるのがメール、そしてラインをはじめとしたSNS。会話中あるいは食事中にも着信があるとつい携帯に目をやり、返信している風景を目の当たりにすることも多く、自分も思い当たるふしがあるだけに反省しきりです。以前は用事がある時には電話で直接話をする事が当たり前でしたし、あるいは相手を想いうかべ文を考えながらお手紙を出していたものです。何気ない用事でもつい簡単にメールしてしまう今日この頃。もちろん緊急時や待ち合わせなどでは効力を発揮するのでしょうが、、、。加えていろいろな場面でついメールアドレスを登録してしまい、その企業からのメールがいやというほど来るような状況、多くの人が経験しているのではないかと思います。

ネギま

2018/10/05 揚げ物断ちをしていた間、よく焼き鳥を食べていました。‘ネギま’も好きな焼き鳥の一つ、もちろん皆さんご存知のようにネギー鳥―ネギー鳥とネギの間に鳥があるのが’ネギま’。と今まで疑いもなく思っていました。先日とある寿司屋に行った時の事、お任せの一つにネギまが出て来たのですが、口にすると鳥ならぬ、マグロでした。うんちくを語る握り手曰く、ネギまの‘ま’の本来の意味は‘マグロ’の‘ま’だそうで、昔はゲテモノと言われたマグロがいつの間にか人気者となり、値段が高騰し始めた頃からマグロの替りに鳥をさすようになったとか。その昔は串刺しならぬ、ねぎま鍋

声のトーン

2018/09/28  赤ちゃんの泣き声はドレミで言えば‘ラ’だそうということをある会で聞きました。そして‘ラ’は英語流で‘A’日本流で言えば‘イロハ’の‘イ’だそうで、どちらも始まりの文字、なんと偶然なんだろうとのことでした。時刻を知らせるNHKの時報も正時の3秒前から440Hzが3回なり正時に880Hzが一回なるとか。この440Hz の音はやはり‘ラ’の音で人間がどんなに年老いても聞くことが出来る音だそうです。音って面白いですね。ちなみに ‘ドかレ’で話すと落ち着いた人物にみられ、‘ミあるいはファ’で話すと爽快感が感じられるとか。議論の時には‘ラ’あたりで話すとしっかりと相手に聴いてもらえるなどなど、いままで意識していなかった声の音程を教わりました。声のトーンは大事なのですね。もちろん話すときには日本人の苦手な表情を豊かにすることも大事だと講師の方はおっしゃっていましたが・・・。

諸行無常

2018/09/22  上高地にある大正池は以前とは様変わりし30年前に来た方は今の風景を見てこれが大正池とは思えないでしょうと地元のタクシーの運転手が言っていました。というのも昔の大正池には枯れ木が林立し、何とも言えない風情を醸し出していましたが、昨今の台風、大雨などの自然の猛威に枯れ木は折れそして流されてしまったため今では枯れ木が数本残っているだけとのこと。何事も諸行無常、変わりゆくのが常であること、自然の変化からも改めて教えられました。

大和撫子

2018/09/13  ついにやりました。グランドスラム日本人女性初の快挙! まさか私が生きているうちにテニスの4大大会でのシングルスで日本人女性が優勝するとは・・・。でもそんな快挙に単純に浮かれられないのが今回の決勝戦でした。ウインブルドンがあるイギリスでもこの決勝戦が話題になり、対戦相手のあの態度は許されることのない卑劣な態度だったと酷評されているとのこと。暴言やラケット折りもそうですが相手を指さして非難する様は欧米人が最も忌嫌う態度だそうです。そんな中、大坂選手のスピーチそしてその態度は皆をほっこりさせ、つい目頭が熱くなりました。ハイチ人と日本人のハーフですが、仁義礼智信を大切にする日本人のDNAをしっかりと受け継いでいる様子はまさに大和撫子でした。日本人でさえつい忘れている‘心’を見た思いでした。