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COVID-19 その55  外マスク

2022/05/13 オミクロン株が変異を繰り返し、生き残りに必死の様相を呈しています。そのせいでしょうか。我が国の陽性者数は依然として40000人を超え、高止まりから増加傾向すらあります。そのような中、昨日国会では外でのマスク不要が話題に上ったとのこと、併せて専門家からも2mの距離があればマスクは不要という意見もありました。感染症の立場からすればもっともなことだと思いますが、これまで2年間マスクをするのが当たり前になっていた私たちとしては、加えて世間体やみんなの目を気にする真面目な国民性ではこの過渡期、個人間でのいろいろなすれ違い、疑心暗鬼的な場面が出てくるのではと危惧しています。欧米では今やマスクは着用していない方が多いようですし、それを自然に受け入れているようです。今後マスク問題から目を離せません。

COVID-19 その54  試金石

2022/04/23 桜の花がいつものように咲き誇りそしていつものように散ってしまいました。そして街には今ハナミズキの可憐な花が咲いています。自然にとって感染症や戦争などは我関せず、いつも通りの営みを繰り返していますがその逞しさには圧倒されるばかりです。このところコロナ感染者数は第7波を前に高止まりしているようです。と言っても今は若者たちが感染し、高齢者の感染者数は少ないものの重症化してしまうという構図。このために若者たちへのワクチン接種、そして行動規範を厳しくという声も聞かれていますがさて現実はというと政府の思惑通りにはいかないようです。欧米ではマスク解禁の動きもある一方で中国では徹底した制限政策,ロックダウンも行っているようです。同じコロナに対する対策の格差、まさに日本は今後の我が国を占う試金石の時期にきています。

COVID-19 その53 春景色

2022/04/01 コロナ陽性者数がピークを過ぎいったんは減少傾向に転じたかと思われたのもつかの間、各地では再び増加傾向に入った感があります。世間の主な関心事はいつの間にかロシアのウクライナ侵攻に移り、そして満開の桜が咲き誇る東京ではこれを愛でる多くの人々が街に繰り出しています。コロナ禍から丸2年が過ぎコロナに対する危機感がややもすれば薄れがちとなり、万単位のコロナ陽性者数にももはや驚かなくなっているのはやむを得ない事なのでしょう。春景色はコロナ前と変わらずに私たちに美しい姿を見せ、ひとときの安寧の時をもたらしています。コロナとの共生がすでに始まっているのでしょうか。今日は多くの方が新生活をスタートする日。当院も新入職員を迎えました。幸多き人生を歩まれん事を!Bon Voyage!!

COVID-19 その52  まん延防止と経済

2022/03/16 オミクロン株による感染者数が依然として全国で26000人を超えている中、まん延防止等重点措置の全面的な解除が決定されました。これだけ感染がまん延し、もはや局所的な制限をとっても効果がないと判断したのでしょう。さらには経済を回さなければ社会の混乱が一層厳しいものになるとの判断なのでしょう。全国での累積感染者数が580万人を超え、重複する人がいるとは言えおよそ20人に一人が感染した計算になりいつ感染するかわからない状況です。要は感染しても重症化しないそして感染させないことが大事なレベルになってきました。その意味では敵の正体もわからず治療薬もなかった手探り状態の一昨年とは異なり私たちの気持ちにも余裕が出てきたような気がします。とは言ってもそこで気を緩めることはできません。慣れっこになることが最も危険。せっかく身につけた基本的な感染防止対策を各人がしっかりと取っていくことが大切です。

COVID-19 その51  BA.1.1 とBA.2

2022/03/02 コロナ感染もデルタ株からたちまちのうちにオミクロン株一色になってしまいましたがここにきてまた感染力の強い新たな株BA.2が我が国でも散見し始めています。当初この株は感染力が強いということでステルス株なる名称もつけられており恐怖心をあおるものでしたが、デンマークや南アフリカなど諸外国の臨床データが出始めいろいろとわかってきたようです。BA.2の特徴は感染力が強いものの入院率や入院後の重症化率は今のオミクロンであるBA.1.1とほぼ同様とのこと。ワクチンの効果で言えば重症化率を低くすることはもちろんですが、ワクチン接種者がたとえ感染したとしてもその感染力は低くなり他の方を感染させる率を下げる効果があるようだとの報告もあります。戦争はまさに敵を知ることから始まりますね。それにしてもロシアのウクライナへの侵攻、言えることは天変地異や感染症との戦いは人類にとってはやむを得ないと思いますが、この美しい地球をなぜ人為的な戦いで汚しているのか、理由はどうあれ私たち地球人としては悲しい事です。

COVID-19 その50  あっぱれな若武者

2022/02/17 オミクロン株による感染者数の急激な増加、諸外国ではそれに呼応するかのようにピークアウト後は急峻なカーブを描いて減少に転ずると言われてきました。日本もそのはずだったのですが・・・全国の陽性者数が10万人を超えてから若干の減少は見らていますが、その後は9万人前後をうろうろ、‘高止まり’なる言葉がまたまた連日のように聞こえてくる現状に、国民はいらだちを通り越し、どうもあきらめと慣れが出てきているようにも思えます。案じていた事、高齢者、中でも併存疾患のある方々の重症化そして死亡数の増加など、まだまだ医療界は気が抜けない日々が続いています。そんな暗いニュースばかりのなかに一筋の光明、冬季オリンピックでの若武者たちの活躍でしょうか。特にハーフパイプの平野君の2回目の評価に対する不満を単に悔しがるのではなく、それをばねに自分の力に変えての3回目の完璧な演技にあっぱれとしか言いようがありませんでした。その風貌につい誤った先入観を持たれやすいのでしょうが、人間見た目ではなく中身が大事と改めて示していました。この歳になっても若者たちに教えられること多々です。

COVID-19 その49  十万人越え

2022/02/04 ついに全国の感染者数が10万人を超えました。感染者数の急激な増加に加え今問題となっているのが濃厚接触者数の増加。この影響のため就業者数の減少が見られ、会社そして医療施設までもが運営を継続するための人員配置で四苦八苦しています。これは第5波までは見られなかった出来事です。傾向も見えてきました。感染拡大は家庭内感染、それも子供たちからの感染が多いこと、重症化する方は持病を抱えた高齢者。さて見えてきたのはいいのですがどのように感染防止に当たったらいいのか、先に述べた就業人への影響を少しでも少なくするため政府は濃厚接触者に対する自宅療養期間の短縮を決定しました。また子供たちへのワクチン接種も本格化する動きもあるようです。色々手をつくしているもののウイルスは我々をあざ笑うかのように対策をすり抜けては増加を繰り返しているようです。ある程度のピークまでは一人一人が自覚を持って行動するしか手はないのでしょうか....

COVID-19 その48 輪番医

2022/01/19 1月14日に掲載したこのコーナーで全国の感染者数が10000人超えを記録し20000人を超えるのも時間の問題と書いたばかりでしたがその日には20000人を超え、昨日には30000人を超えてしまいました。とどまるところを知らないオミクロン株感染。諸外国で見られた急カーブの増加曲線もついに我が国のこととなってしまいました。本日は政府が専門部会の意見を入れ、新たに13都道府県にまん延防止等重点措置が発出されるとか。これで全国で16都道府県に発令されることになります。ただ懸念はこの勢いが飲食店やイベントなどの規制だけでいいのかということです。医療ひっ迫度合も病床占有率が20%を超えてきた都道府県が多くなり、オミクロン株の重症化率が低いと言っても母数が多くなれば一定数は入院を必要とされる様相に医療ひっ迫も時間の問題と危惧されます。ここで必要なのは入院患者数を増やさないことすなわち第5波での経験を活かし、自宅療養者への医療提供などを十分に行うシステムを作ることが大事です。神奈川県ではすでに神奈川方式を実施し、その一環で当院も自宅療養者に対するオンライン診療を行う’輪番医’になり、昨日はその活動の初日でした。オミクロン株の性格上、軽症者が多く自宅療養者が増加することは目に見えており、その面での必要とされる医療もしっかりと実施していこうと思います。

COVID-19 その47  倍増が止まらない

2022/01/14 2022年の松が明けたとたんのオミクロン株の急激な増加。全国ではすでに10000人越えを記録、20000人を超えるのも時間の問題の様相を呈しています。昨年の暮れごろは欧米での急激な拡大を他人事のように見ており、マスク文化に慣れた日本は諸外国とは違うと思っていたのが嘘の様です。連日先週の感染者数との比較で倍々ならぬ、5倍10倍増の報道。どこまで増加するのでしょうか。一方では見えてきたものもあります。潜伏期間が3日前後とこれまでのものよりはきわめて短く、また症状も喉の痛み、倦怠感、筋肉痛そして発熱。重症化する率が低いことも他の国の報告と同じです。やはり日本だけが特殊ではなかったようですね。そうなると欧米という先達がいるのですからこの株に対する対応は色々と考えられるはず。ワクチン接種にしてもようやく前倒しが容認されつつありますがこのような時こそ一歩先んじての対応を取っていかなければなりません。

2022年 年頭にあたってのご挨拶

2022/01/04 あけましておめでとうございます。 開院7年目の新年を迎えました。