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七草粥

2019/01/11 平成最後のお正月もいつの間にか松の内が過ぎてしまいました。日本では古くから季節ごとに食文化を大切にする習わしがありますが正月では3日とろろ、そして七草粥。小学生の頃、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、スズナ、スズシロ、と呪文のように唱えていたのを思い出します。先日、朝礼でこの話題をするため、久しぶりに七草を調べたところ、一回でその名前を覚える事ができました。おそらくは幼き頃の復唱?が功を奏したのでしょう。いざ朝礼でスタッフに聞いたところ、七草粥を食べているのはほんの一握り、数名を数えるばかりでした。最近は味噌汁を飲まない若い人たちも多くなったとか・・・日本の食文化 、どうなってしまうのでしょう。

箱根駅伝の力

2019/01/02 鶴見中継所前、今年もまたこの地で私の一年が始動しました。恒例の箱根駅伝応援です。今年はスタート直後の思わぬアクシデント、転倒そして足首を痛め・・・そんな逆境の中その後の20km以上を走りきったのが大東文化の新井選手。既にトップ選手通過からだいぶたっても、鶴見の沿道の人たちは全く動かずただひたすら彼の姿を待っていました。果たして走り続けられているのか・・・最後の先導バイクが近づくにつれ、沿道からは大きな歓声、彼のネバーギブアップの精神に惜しみないエールを送っていました。Never give up 、また正月の箱根駅伝から力をいただけました。今年一年、どんな一年になるか、、、楽しみです。

ジビエとクリスマス

2018/12/26 平成最後のクリスマスも終わってしまいました。この時期になると最近はジビエ料理がもてはやされています。ジビエ=野生の肉ですが鳥では鴨が代表的ですよね。お蕎麦での鴨南蛮はいまでは合鴨(マガモとアヒルの掛け合わせ)の柔らかい肉ですが、江戸時代はお肉が硬いマガモを使用していたとか。そんなマガモをクリスマスに食べる機会がありました。野生の鴨は雑食でお魚やお米を食べているそうで、その食生活によってもお肉の味がかわるのだとか、パーティーでは食通で幹事役の友人が調理前にわざわざお腹の中を確認しお米を食べている鴨だったので甘い肉であろうからこんなワインを選びました、と説明していました。食文化もなかなか深いものだと知らされた晩餐でした。

アフォガート

2018/12/13 アフォガート。日本ではあまりなじみのない言葉ですが、ご存知ですか?アフォガートは‘溺れた’という意味のイタリア語。アイスクリームにエスプレッソを注ぎちょうどアイスクリームがコーヒーに溺れた様子を表したイタリアのデザートです。アイスクリームはバニラが定番。日本でもイタリアンコーヒーを置いているお店とかで徐々にメニューの中に見かけるようになったもののまだまだ街でみかける機会は少ないです。でもそんなアフォガートがなんと病院のレストランにあるのを見つけ驚いてしまいました。と同時にその施設のセンスをつい感じてしまいました。狭山市にある埼玉石心会病院の6階にある瀟洒なレストラン。雰囲気は南仏の香り漂うと言ったら大げさでしょうか?そのメニューになんとアフォガートがあったのです。入院している方とのしばしの歓談。つい無味乾燥とした医療の中でほっとするひとときを過ごせる事。本当に大事だなと感じた温かな時間でした。

Mind とmatter

2018/11/27 昔、オランダ留学当時に教授だった方と20数年ぶりに再会。思い出話に花が咲き、そして今の状況について報告し合い、さらには老いについてまで話題になりました。二言目には‘Time flies’。’時間の経つのは早いものだ‘と話の合間におもわずこの言葉が口をついていました。また年齢について話が盛り上がった時、言われたのがmind &matterという2つの言葉 。If you don’t mind, it doesn’t matter.~気にしなければ、問題ないんだ歳なんて~と言ったところでしょうか。なんと言う素敵な言葉でしょう。早速メモしている自分がいました。’The age is just the number’に通ずるものがあります。

定時制高校

2018/11/16 定時制高校の生徒さん達の発表を聞く機会がありました。皆、今を生き、現代が抱える問題について真摯に向き合っている姿を目の当たりにし、感動し、そして力をいただきました。定時制高校の始まりは我が国の高度成長期時代に中学校を卒業して都会で働きに出たいわゆる集団就職の中学卒業生を対象に出来た制度だそうです。それが現代では様変わりし、中学校中途退学者や何らかの理由による登校拒否生徒さらには外国から就業のために来ている人たちのための学校となっているとのこと。ここ川崎には約800人の定時制高校に通う生徒たちがいるそうです。いろいろな事情で定時制に通うようになっても今回の発表を聞いている限り、全日制に劣らずの向学心と純真な心を持った生徒たちだと思いました。日頃、関わる事のない分野の方々だけにまたまた考えさせられる事多々でした。

ATPツアーファイナルズと企業

2018/11/13 最近,早起きが続いています。というのも錦織が繰り上げ順位で参加資格を得たATPツアーファイナルズが朝早くからテレビ中継されているからです。錦織の第一戦は前評判を覆し、あのフェデラーにストレート勝ちを収めました。もちろんTVの前では大興奮。一球、一球にただ息をのむばかりでした。さてそのツアーのタイトルスポンサーをご存知でしょうか?NITTOという名前が会場のそこかしこに目につきます。なんとなく日本語的な名前の会社だなと思って調べてみたら、なんと本社が大阪にある日東電工なる会社でした。粘着テープを中心に多業種に関連する会社であり、医療材料としてもサージカルテープがそうだとか。2017年から2020年の4年間タイトルスポンサーとしてATPツアーファイナルズを支えているのですが、今後の世界戦略を意図し世界スタンダードになるための取り組みの一環だとか。錦織とフェデラーも共にUNIQLOを着て闘っています。日本企業もこんなところで頑張っているのですね。ブランド化、大事な事です。

ホスピタルアート

2018/11/02 先日のNHKクローズアップ現代でホスピタルアートが取り上げられていました。我が国でもホスピタルアートを取り入れる医療施設が徐々に増えており、四国にある病院が取材されていましたが、精神科病棟に入院する子供たちによって壁が壊される事が多かったのがスタッフが壁に絵を描いたらその行為がなくなったという事をきっかけにアートを取り入れるようになったとの事でした。その後、その病院ではアートを積極的に取り入れ、今では子供たちが喜ぶようなからくり造形が受付にあったり、病棟の壁にもいろいろなアートがあり、院内にはアートディレクターなる役職もいるそうです。海外の研究者によるとホスピタルアートによりお薬の使用量が減らせたり、在院期間の短縮につながったりと明らかに効果があるということでした。当院でもこれまで開院以来定期的にオープンギャラリーを開催しています。その思いは当院を訪れる病に悩む方々が少しでも癒されそして医療施設を訪れる事に対する抵抗を少しでも少なくできればとの思いです。今月5日から第10回オープンギャラリーが開催されます。今回は‘西森禎子と8か国の子供たち展’です。足を運んでいただき、芸術の秋に触れてみてはいかがでしょうか?

授業

2018/10/26 最近 高校生に授業をする機会がありました。テーマは‘がん’についてでしたが、定義、原因、治療法などを始め、統計学的な事や緩和ケアに関する事まで幅広くお話ししました。また歴史的な事を織り交ぜたり、'生老病死、四苦八苦’について語ったり、質問形式で授業を進めたりと、‘がん’がテーマだっただけに重くならないよう心掛けたつもりでした。後日、生徒さん達から寄せられた授業についての感想文を読む機会がありました。その感想文の用紙には授業の感想、がんについて学んだ事などが余白がないほどにびっしりと書かれており、がん’に対する関心の高さもさることながら、真摯に授業を受けてくれていた事を感じる事ができました。と同時に、医療の世界に進むかもしれない若者たちもいたようで少しでも参考になる事ができたかなとほっと胸をなでおろしました。それにしても授業中感じた活気、いつの時代も若い人たちのエネルギーは大したものです。

おせんべいと手当(てあて)

2018/10/19 買い求めるため毎日のように長蛇の列ができるお煎餅が川崎にあるのをご存じでしょうか?川崎といえば川崎大師、その大師様、すなわち弘法大師の姿を形どったあげせんを袈裟をイメージした美味しい海苔で巻いたおせんべい。その一つ一つが手作りで、袋詰めも手作りだとか、そんな話をその製菓店の四代目社長にお聞きする機会がありました。なるほど、一つ一つ愛情込めて丁寧に作るから美味しいのはもちろん、数も量産できないので並んで買うことになるのも仕方がないのだと納得しました。まさに本物、医療で言えば心のこもった〰手当て〰に通じます。