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COVID-19 その4

2020/03/23 オーバーシュート。突然聞き慣れない言葉が世間に登場しました。専門者会議からのメッセージ。オーバーシュートとは突然に急峻なカーブで数が増えることすなわち爆発的増加の事を言うそうです。もちろんコロナウイルスによる感染者数。既に外出禁止令が出され、ほとんどすべての企業や店舗の活動が休止しているイタリアそしてフランス、スペインなどはまさにオーバーシュートの状態。アメリカにもその足音が…と言ったまさに一週間で世界の風景はまた様変わりしてしまいました。日本はと言えば、専門家、自治体などの努力のたまものなのか、何とかギリギリの線でこれを食い止めているといった現状、これを一部の方々は沈静化傾向にあると解釈し、行動規範を緩めるところも出ているのだとか。私は感染症の専門家ではないのですが、ぎりぎりの線でこらえている事は肌で感じています。これまでも院内感染で手術が出来なくなった1990年初頭に全国の病院で流行したMRSAをはじめ幾多の感染症予防と闘ってこなければならなかった外科医ですので・・・。このようなときこそ国民一人一人が同じ方向性を持ち、見えない敵に立ち向かってもらいたいものです。大切なのは一人一人の自覚です。オリンピック2020TOKYOの開催も延期の声が出てきました。これに伴う影響は大なるものでしょうが、みんなが元気でいてこそ、すべての物事ができると思います・・・。

COVID-19 その3

2020/03/13 前回COVID-19その2をアップしてから10日、世の中は益々、新型ウイルスに席捲されています。WHOはこの感染が世界中に広がっているパンデミック感染である事をついに認め、中国での患者数の減少が報告される一方で、世界中の感染数は増加しイタリアでは全国封鎖や移動禁止令さらには医療関連や食料品店以外の商店、レストランの営業がストップしてしましました。日本はと言えば学校の休校は継続され、各種イベントも中止、ついには春の甲子園も中止の決定がなされました。日、一日ウイルスの影響で変わる世の中の風景。マスクは薬局から姿を消して久しく、また一時はトイレットペーパーもスーパーから姿を消していました。‘恐怖心は人を弱体化する’イタリアの誰かが言った言葉ですが、まさにその通りです。いろいろな情報が錯そうし、混沌とした今、大事な事は一人一人が今出来ること、手指の消毒、咳エチケット、換気の励行、人ごみの閉鎖空間は避ける、クラスター連鎖を断ち切るなどを粛々と行い、いたずらに恐怖心を抱かず、そして疑心暗鬼になる事なく、自分を見失わずに冷静に行動することです。

COVID-19その2

2020/03/03 全国各地に広がる感染者、小学校から高校までの臨時休校、各種イベント、学会、研究会の中止、マスクやアルコール消毒剤の品不足、はてはトイレットペーパー、キッチンペーパー、おむつまでも品不足に・・・この数日間あわただしく時が過ぎています。季節は3月、間もなく桜の開花時期というのに、そんな気分にもなれない今年の春。このようなときに垣間見られるのが人間の性(さが)、またこのようなときに問われるのが人間の真価と思います。明日が見えないからこそ、プロトコルがないからこそ、リーダーは日々これから起こりうる事を科学的統計学的根拠に基づき予測し、適切な対応を取らなければいけませんし、また事を為すときには明確な説明責任を果たさなければなりません。個々人もまた自らの価値判断を大切にしながら落ち着いて行動していかねばなりません。今、新型ウイルスは私たちを試しています。

COVID-19

2020/02/19 今、世界は歴史的な出来事の渦中にいます。これまでペストをはじめとした幾多の感染症がこの地球上に現れても人類はそれを乗り越え今日まで来ました。今回の感染症もおそらくは乗り越えられるでしょうし、乗り越えなければなりません。ただし過去の感染症と違うのは私たち現代人の取り巻く環境,すなわち交通機関の発達やインターネットの発達によりグローバル化が進み、人の往来はもちろんの事、物流の交流が今まで類を見ないほど地球規模になっている状況です。過去の教訓を活かしてこの状況に対応することはもちろんですが、これまでの発想とは違った現実に即したあるいはそれを一歩も二歩も先んじた対策が求められています。もちろんそれにはプロトコルなどはありません。状況に応じてその都度、臨機応変の対応が大事。一人一人の為すべきことは限られていますが基本的な事を粛々と行いながら正確な情報を共有し、決してフェイクに惑わされず対応していく事が求められています。今、人類は試されています。歴史の生き証人としてこの成り行きをしっかり見据えて行きたいと思います。

脚力チェック

2020/02/10 今シーズンは暖冬のため各地で雪不足が続き、スキー場は悲鳴をあげていました。立春を過ぎた今頃になってようやく大寒波が到来し各地から雪の便りが届いています。シーズンに一度はスキーでの脚力チェックを常としている私としては居てもたってもいられず、いつものスキー場にかけつけました。そしてノンストップでリフトに乗り滑る、リフトに乗り滑ることを繰り返し、1.5kmのバーン、昨年同様10回連続をクリアできました。帰りは近くにある秘湯で雪見露天風呂としゃれ、自分への褒美としました。脚は第二の心臓、何歳までこの脚力を維持できるかなと、思いはすでに来シーズンに馳せています。

第5回かわさき幸がんウイーク

2020/02/04 今、世界中が新型コロナウイルス感染の脅威にされされています。感染症は時として突如我々人類の前に現れ、猛威を振るい、人心を恐怖に陥れます。さて以前は’がん’がある意味我々の脅威であり、その言葉自体も忌み嫌われていました。私が医師になり立ての頃は患者本人にはがんという病名を告げることなく抗がん剤を肝臓のお薬とか潰瘍のお薬と言って処方したり点滴を打ったりしていました。今では隔世の感があります。

パスポートの効用

2020/01/22 最近各種施設の入場料金がいろいろと工夫されています。年間パスポートもその一つ。先日東京駅にほど近い美術館に‘Impressionism and Beyond’というタイトルの絵画展を観に行く機会がありました。その美術館の一回の入場料が1700円でしたが1年間何度でも出入りできる年間パスポートのお値段が4000円。美術館では混雑時ゆっくり作品と触れ合うことができないことも多く、また絵に対する集中力も一日ではそうそう持続できないなと感じていた私にとっては何とも魅力的で早速購入しました。その日一通り観ましたが主な作品だけもう一度どうしても観たくなり、翌日も美術館に赴きました。もちろんパスポートで無料です。美術鑑賞好きな方には是非お勧めです。

2020年年頭のご挨拶

2020/01/04          明けましておめでとうございます。

勝者の弁

2019/12/23 全日本フィギアスケート選手権大会男子の部の大会が終わりました。結果は宇野昌麿君の逆転優勝。彼はスランプに悩んだ今シーズン、コーチ不在で、もがいた一年だったようです。見事に4連勝した勝利者の弁が22歳の若者とは思えない言葉でした。‘自分は精一杯やった結果、たどりついた勝利だと思うが優勝を逃した方も本来の実力を出せずに余力を残した結果がこんな結果になっただけ’相手が不本意な結果に終わったのをかばうかのようなそんな意図の発言でした。きっと羽生選手が5週間で3戦戦い疲れ切った状態での今大会の結果を思いやっての発言だったのでしょう。2016年11月2日のこのコーナーでも書きましたがあっぱれ若武者は技術に益々の磨きがかかっただけでなく精神面でも成長しているなと思わずうならせる清々しく気持ちの良い勝利者の弁でした。

エンドレスジャーニー

2019/12/20 最近、アフガニスタンで長年医療支援並びに人道支援を行ってきた中村医師が悲惨な死を遂げました。中村さんのように紛争や貧困によって生命の危機に直面している人びとに対して、独立・中立・公平の立場で医療・人道援助活動を行っている団体があるのをご存知でしょうか?MEDECINS SANS FRONTIERES(MSF)日本語では国境なき医師団と訳されています。1971年にフランスで設立され、日本でも1992年に立ち上げられました。今回 ‘エンドレスジャーニー展’という彼らの活動に関する展示会が神田末広町で開催していると聞き行ってきましたが、世界中の難民の人々に対する医療支援をしている方々の姿や難民のエンドレスな旅の現状などが映像、展示物を通してあり、平和な日本で医療に携わっている者としていろいろな面で考えさせられました。今回のタイトルEndless Journey 展がEnd This Journeyとなればとの一言も印象的でした。展示会は12月22日(日)まで神田末広町アーツ千代田3331にて開催中です。