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諸行無常

2018/09/22  上高地にある大正池は以前とは様変わりし30年前に来た方は今の風景を見てこれが大正池とは思えないでしょうと地元のタクシーの運転手が言っていました。というのも昔の大正池には枯れ木が林立し、何とも言えない風情を醸し出していましたが、昨今の台風、大雨などの自然の猛威に枯れ木は折れそして流されてしまったため今では枯れ木が数本残っているだけとのこと。何事も諸行無常、変わりゆくのが常であること、自然の変化からも改めて教えられました。

大和撫子

2018/09/13  ついにやりました。グランドスラム日本人女性初の快挙! まさか私が生きているうちにテニスの4大大会でのシングルスで日本人女性が優勝するとは・・・。でもそんな快挙に単純に浮かれられないのが今回の決勝戦でした。ウインブルドンがあるイギリスでもこの決勝戦が話題になり、対戦相手のあの態度は許されることのない卑劣な態度だったと酷評されているとのこと。暴言やラケット折りもそうですが相手を指さして非難する様は欧米人が最も忌嫌う態度だそうです。そんな中、大坂選手のスピーチそしてその態度は皆をほっこりさせ、つい目頭が熱くなりました。ハイチ人と日本人のハーフですが、仁義礼智信を大切にする日本人のDNAをしっかりと受け継いでいる様子はまさに大和撫子でした。日本人でさえつい忘れている‘心’を見た思いでした。

天変地異

2018/09/06 一昨日は台風で京阪地区が大混乱、近代的施設を誇るあの関西空港まで孤島化してしまい、救助には船が出動したとか。、停電による影響は数知れず、また地下は浸水し看板は落ち、車は横転、都市部のもろさが露見してしまったようです。そんな混乱があったばかりというのに今度は北海道での大地震。今年の夏、日本は熱帯夜の連続、そして台風、大地震と天変地異のオンパレードでした。これだけ文明の進んだ現代でも私たちは自然の猛威に翻弄されています。文明がますます進化するほど便利になるのはいいのですがそれに慣れ過ぎると自然の猛威の前で立ちすくんでしまう私たち。今一度、生身を鍛えなおさなければならないと思う今日この頃です。

雑草魂

2018/08/23 甲子園の暑い夏が終わりました。第100回全国高校野球大会、強豪校をばったばったとなぎ倒しまさしく今牛若丸よろしく決勝まで駒を進めた金石農業高校、全身を揺らしながら歌う校歌斉唱、一人で投げ続けた吉田君もそうでしたが、高校自体が注目を集めた点ではいつになく清々しい気持ちになりました。いつもは農業政策や後継者問題などを掲載している農業新聞までもが彼らの甲子園での活躍を掲載し、また初めて甲子園まで取材に行ったとか、これまでは個人としてのヒーローが注目される事の多い甲子園でしたがこれほどまでに高校そのものが注目されるとは・・・強豪校と言われる高校と比較し決して恵まれた環境と言えない、公立高校、しかも職業校。しっかりと高校生活を送りながら出身も地元の生徒たちだけで構成されているそんなある意味逞しさが皆の共感を得たのでしょうね。まさしく雑草魂。

お盆と維新

2018/08/16 今年のお盆も後半に入り、そろそろUターンラッシュが始まるという報道が目につくようになりました。以前から不思議だったのですがお盆というと多くの地域は8月の今ごろの時期をさしますが、東京を中心とした一部の地域では7月15日ごろをお盆(新盆)と称して種々行事を行っています。少々ひも解いてみたら、明治時代に行われた改暦が関係しているとの事。昔から7月15日頃をお盆と称していたのが改暦により約30日ずれ今の8月15日ころになってしまったとのこと。改暦後の7月15日(以前の6月15日ごろ)は農村部ではまだまだ農作業で忙しいため8月15日を旧暦の盆すなわち旧盆としたとの事でした。東京近郊では農作業にはあまり影響ないため以前からの日にちにこだわり、新たな7月15日近辺をお盆と称し新盆と言っているそうです。いい年になってこんなこともわからなかったのかと自戒しながらまだまだ暑い夏を過ごしています。ちなみに改暦は明治5年12月2日の翌日からグレゴリ暦に移行しその日が明治6年1月1日になったそうです。当時の人たちは突然正月を迎えるわけですから相当面食らったでしょうね。このぐらいの改革を行わないといけない時代、まさに維新です。

下町情緒

2018/08/09 知り合いの荒物屋さんに誘われ、荒物の展示とコラボした演奏会に行く機会がありました。会場は馬喰町にあるビルの二階。所狭しと古き良き手作りの荒物が陳列されていました。そのような雰囲気の中での仲間たちとの演奏。暑い夏の夜、古い建物のせいかクーラーはあまり効かず、扇風機がゆっくりと首を振りながら風を送っていました。昭和の雰囲気一杯のその会場は、その扇風機が何とも言えないレトロ感を出し、暑さもむしろ心地よく感じていました。そんな下町で集まる人々、普段着あり、下駄ばきありで、なんともいえない下町情緒。こんなところがまだ東京にあるのだと人情と雰囲気にある種の懐かしさを感じたひとときでした。ITが進んだ今日この頃、こんな情緒をいつまでも大切にしたいものです。

猛暑とロンドン

2018/08/02 日本国中猛暑の猛威にさらされている今年の夏、世界的にも異常気象が多発していると連日メディアから報道されています。ロンドンでもご多分に漏れず、例年、今頃の季節は20度台だったのが30度を超す日が続き、暑さ対策に大わらわだそうです。というのも日本と違いデパートや一部のレストランを除いて一般家庭にはエアコンの設備がないそうです。イギリスを代表する車 Miniにも最近までエアコンがついていなくBMWの傘下に入ってからエアコンを標準化したとか、また地下鉄も新しい路線にはエアコンがついているそうですが古い路線には今もエアコン車両はなく蒸しぶろ状態になる事もしばしばとか・・・

日本酒とケンブリッジ

2018/07/27 SAKE人気急上昇という記事が最近の日経新聞に載っていました。日本での需要は減っているものの海外でのSAKE人気が高いそうです。確かに日本酒のラベルにはワインの各種品評会で日本酒がやれグランプリに輝いたとか、やれ特別賞を受賞したとかが貼られているのを目にすることが多くなりましたよね。そんな中、面白い方との出会いがありました。その方は現在ロンドンにお住まいで、ケンブリッジのおいしい水に惚れ込み

荒物(あらもの)屋

2018/07/19 最近といってもだいぶ前からなのでしょうが、荒物屋さんが街から姿を消しつつあります。そんな‘荒物屋さん’の話を朝礼でしたところ、なんと‘荒物(あらもの)’という言葉自体がわからないスタッフが8割を超えていました。時代は間違いなく進化し、今までになかった言葉、産業が氾濫し、その一方では昔ながらの言葉、商いがひっそりと姿を消していく、そのような事を目の当たりにしました。今、荒物(定義的にはほうき・ちり取り・ざる、竹製の買い物かごなど、簡単なつくりの家庭用品)は大量生産のものにとって代わられ、安価につくられ大型店で買える時代になりました。一方ではまだまだ手作りを愛し、しっかりしたもの作りをする方々も地方には残っています。このような手作りの荒物が今また注目を集めています。それも外国人に・・・。日本古来の伝統が日本人から忘れさられ、一方では外国人がその素晴らしさを理解する、、、実に変な世の中になったものです。

キャッシュレス

2018/07/11 久しぶりにロンドンに行ってきました。世の中がこれほどまでに変わっているとはつゆ知らず、井の中の蛙を思い知りました。その代表がカード社会。100円のものを買うのもかの地の人たちはクレジットカードあるいはそれに代わるカードで支払っていました。バスもそうでした。バスでは現金は全く通用しなく、日本で言えばスイカあるいはクレジットカードで支払うシステムでした。このためカード社会についていけない高齢者は家の中に引きこもる事になり、そのためのデリバリーシステムが新たに生まれているとのこと。アマゾンもそのひとつなのでしょう。カード社会に関しては経済新聞などで見聞きしていたもののこれほどまでに成熟していると思い知らされたひと時でした。たまには大海を知るべきですね。