日帰り手術のご案内
当院では手術室2室およびリカバリールームを開設し、2016年4月より日帰り手術を開始しました。 乳腺良性腫瘍、早期子宮頸がん、下肢静脈瘤、CVポート、痔核手術等に対応しております。
安心を提供するために ~コーディネーター看護師を配置~
当院ではデイサージャリーコーディネーター看護師を配置し、患者さんの術前面接から当日の対応(術前案内とリカバリー対応)、術後電話面談までを一連の流れとして対応をしています。患者さんからは、看護師が寄り添い患者さんを一人にしないため、不安が軽減したなどの声を頂いております。
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術前後オリエンテーション
・日帰り手術適応判断に必要な情報を知る
・信頼関係をつくる
・注意事項の徹底
・不安の軽減 -
術前・回復室
術前術後のバイタル測定
循環状態観察
酸素・点滴管理
退院指導 -
電話訪問
・セルフケアの確認
・不安なく日常生活に戻っているか確認
・術後診察日までの注意事項の確認
・状態変化時、医師報告し早期対応が可能
安全を提供するために ~手術部門管理システムを川崎幸病院と統合~
川崎幸病院と統合した手術麻酔記録
同じ電子麻酔記録を用いることで情報を共有
川崎幸病院と第二川崎幸クリニック手術室を結ぶ遠隔システム
日帰り手術を実施する第二川崎幸クリニック手術室と、年間手術実績が4,400件の川崎幸病院手術室をオンラインで結んでいます。
執刀医による手術申し込みオーダーから、手術スケジュール管理、術中管理モニター、スタッフ情報、手術記録などを同一の電子カルテ内に統合しました。第二川崎幸クリニックで手術を受けても、川崎幸病院で手術を受けても、患者さんの情報は同じカルテの中に共有されます。
「ひと」と「もの」を有効かつ効率的に管理
日々の手術スケジュールを川崎幸病院と統括管理することにより、手術執刀医や看護スタッフなど「ひと」と、手術機材などの「もの」を有効かつ効率的に管理することができるようになりました。安全・安心な手術室づくりのための強力なツールになると考えています。

第二川崎幸クリニックと、川崎幸病院の手術室部門システムをオンラインで結んだ図
当院の日帰り手術のメリット
拘束時間の短縮と事前準備の軽減
・日帰り手術であれば、手術を実施し経過観察後に当日に帰宅できるため、入院の準備や、家族との段取りなどの手間が不要です。
医療費の負担軽減
・入院しないため、入院費用がかかりません。
身体的・精神的負担の軽減
・身体への負担を最小限に行う手術のため、社会復帰がスムーズです。
術前術後のサポート
・日帰り手術専任看護師による、術前術後のオリエンテーションを行っており、手術を受けるにあたっての不安点などのサポートを行っております。
日帰り手術の流れ
1.外来診察
・医師による検査結果の評価・適応の決定
・患者さんの手術承諾
2.専任看護師との面接
※全身麻酔の場合は、麻酔開始との事前診察があります。
【手術当日】
1.手術室にて麻酔・手術
・当日は3階受付までお越しください。
・手術室にて麻酔・手術を行います。
2.回復・休養
・手術後、回復室にて、回復・休養を行います。
・医師による術後診察を行います。
3. オリエンテーション
・専任看護師による退院オリエンテーションを行います。
4.退院
・会計を済ませ退院します。
【手術翌日】
専任看護師による電話連絡(当日もしくは翌日)
・痛みや出血の有無等、具体的に質問しアドバイスいたします。
【数日後】
職場(学校)復帰
・早い方では術後の翌日から職場や学校への復帰ができます。

手術室

3階手術室受付

回復室

1階会計受付
日帰り手術対応疾患
- 形成外科全般(形成外科・美容外科センター)
- 乳腺良性腫瘍(乳腺外来)
- 下肢静脈瘤(血管外科)
- 早期子宮頸がん(婦人科)
- CVポート(中心静脈カテーテルの一種)/痔核手術(外科)
などに対応しております。
まずは当該診療科までご受診ください。
第二川崎幸クリニック 形成外科・美容外科センター長
佐藤 兼重

千葉大学医学部卒
昭和大学附属病院 形成外科
昭和大学形成外科 講師
フランス政府給費留学 パリ大学サンルイ病院
昭和大学形成外科 助教授
昭和大学形成外科 教授
千葉大学形成外科 教授
川崎幸病院 形成外科部長/
第二川崎幸クリニック 形成外科・美容外科センター長
・日本形成外科学会専門医
・日本美容外科学会専門医
・日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
・日本創傷外科学会専門医
・日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医
このたび、形成外科・美容外科センターを開設することになりました。センターでは形成外科の両輪となる美容外科を充実させ、地域の方々に貢献したいと思います。
形成外科では従来通り体表の形態異常(外傷も含め)や傷の治療に当たります。
一方、美容外科では瞼、鼻、頬などの若返り手術、乳房や躯幹の形態異常を治療します。また顔の輪郭の改善手術も進めます。しみとり治療用のレーザー光線が導入されておりますので、この分野における治療も本格的に開始致します。
形成・美容外科の中間に位置する眼瞼下垂(瞼が開きにくいと肩こりになりやすい)なども適切に治療を行います。
日帰り外来手術は第二川崎幸クリニックで行い、入院手術は川崎幸病院で行います。
日帰り手術対象疾患
二重瞼手術、上瞼・下瞼の若返り手術、隆鼻術、整鼻術、頬の若返り手術、躯幹の脂肪吸引、顔への脂肪注入や顔の若返り治療、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着、扁平母斑
血管外科部長
長江 恒幸

下肢静脈、末梢血管全般、下肢浮腫
脈管専門医
循環器専門医
下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医・指導医
血管外科では、動脈、静脈、リンパ管に関わる疾患を扱う診療科です。
当院では特に下肢静脈瘤に対する日帰りレーザー治療手術を行っております。局所麻酔での治療の為、すぐ立ち上がることが出来るので、その日のうちに帰宅することが可能です。
もし「これは血管の病気では?」とお考えになる症状がありましたら、たとえ軽微な症状でもご相談頂けましたら幸いです。
長谷川 明俊

1999年 昭和大学医学部 卒業
1999年 昭和大学産婦人科 入局
2008年 済生会横浜市東部病院
2015年 川崎幸病院
・日本産婦人科学会専門医
・日本婦人科腫瘍専門医
・日本周産期・新生児医学会周産期(母体・胎児)専門医
・日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
・日本内視鏡外科学会技術認定医
・日本がん治療認定医機構がん治療認定医
・厚生労働省認定 臨床研修指導医
・「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(厚生労働省 平成20年4月1日付)に基づく研修修了
・医学博士
・昭和大学豊洲病院 非常勤講師
婦人科では、これまで短期滞在入院でしていた手術を日帰りで行っています。
手術種類は円錐切除、流産手術(妊娠12週未満)、子宮内膜組織診(静脈麻酔下生検が望ましい場合)、バルトリン腺嚢胞開窓術、筋腫分娩の筋腫核出術、埋没型中心静脈カテーテル留置ポート設置等です。
麻酔科専門医による全身麻酔、静脈麻酔下でローリスクの患者さんに対して、日帰り手術を行っておりますので安全、安心した手術を行っております。
また日帰り手術センターのコーディネーターにより術前、術後のご案内とアフターケアを十分に行っております。
日帰り手術対象疾患
円錐切除、流産手術(妊娠12週未満)、子宮内膜組織診(静脈麻酔下生検が望ましい場合)、バルトリン腺嚢胞開窓術、筋腫分娩の筋腫核出術、埋没型中心静脈カテーテル留置ポート設置等です。
お問い合わせ
代表電話番号:044-511-1322
電話受付時間:月~金 9:00~17:00