当クリニックの特色
みどりの風~One Team リレーコラム~
乗り越える力 乳がん看護認定看護師
2019/08/13
「(おっぱいに)さよならパーティーをして来たの」
「胸が無くなっても何ら変わらないよ。と家族に言われ背中を押してもらいました」
「これからは水泳ができない、今年泳ぎ納めだと思ってました」
患者さんは術式を決める時、入院の準備をする時、手術を終えた時など様々な場面で思いを話して下さいます。看護師に話すことで「これで良かったんだ」「これから自信を持って生きていける」と確信されているようです。
手術で胸のふくらみを失った気持ちに、寄り添ってくれるケア用品として補整下着(ブラジャーやパッド)があります。 補整下着の話をすると、「これなら、何とかやっていけそう」と話して下さり、患者さんの持っている困難を乗り越える力強さを、いつもそばで感じています。
國澤美智代