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第二川崎幸クリニック概要

院長ご挨拶

関川 浩司(せきかわ こうじ)

 2015年7月1日、石心会発祥の地に外科系・消化器系専門外来として開院しました当院も、おかげさまで無事一年を迎えました。
 開院当初掲げました当院の5つの特徴、すなわち ①外科系消化器系専門外来の設置 ②がん化学療法外来、感染症外来などの専門外来の設置 ③化学療法外来を中心とした癌サポート体制の充実 ④日帰り手術の実施 ⑤international clinicとしての受け入れ体制の整備 などにつきましても、この一年を通じひとつひとつ着実に整備をして参りました。

①につきましては、消化器系総合診療科を設置することにより、初診の方や急患対応についてもこれまで以上に適切かつ迅速な対応を行っております。 本年4月からは女性の乳腺専門医師が常勤となり、今後益々増加するであろう乳腺疾患に対する体制も整えました。 さらには形成・美容外科センターを開設し、形成外科の幅広い領域にも対応可能となりました。 また婦人科外来、血管外科外来、脊椎外来などを増枠し、外科系専門外来としてより充実したものとしました。 消化器部門における内視鏡についても、リカバリー室を充実することによりセデーションを積極的に導入して実施しております。
②につきましては、認定看護師を配した化学療法外来に加え、ストーマ外来を設置いたしました。また特殊外来として痛みの外来や漢方外来を開設しました。
③のがんサポート体制につきましては、がん相談外来、がんサポートセンターなどを通じてがんに悩む方々の支えになれるような体制を構築、 さらにはがんサロンを開設し日頃お悩みのがん患者・ご家族と医療スタッフとの交流会も行っております。
④の日帰り手術につきましては、本年4月よりIVHポート留置術や形成外科の局麻手術より開始しました。 5月には血管外科の下肢静脈瘤手術、婦人科での円錐切除術など全身麻酔による手術も開始するに至っております。 この日帰り手術については安心、安全な手術遂行を旨とし、川崎幸病院手術室とオンラインシステムを構築し、 病院麻酔科医や病院手術室スタッフとの緊密な連携を行い、さらには「デイサージャリーコーディネーター」を配し患者さまへの術前術後ケアの充実した体制を構築しました。
⑤のinternational clinicとしての体制としては、3か国語を話せるコンシェルジュの配置に加え、外国人患者に対する説明をスムースにできるよう各科、 各ブースにも英文その他の語での説明用紙などを準備しながら、外国人に対する安心した医療を提供できるようにしております。

 以上のような診療体制を、この一年をかけ整備してまいりました。 当財団の理念である「断らない医療」「地域に密着した医療」を専門性の高い外科系・消化器系外来として実践しながら常に時代を意識し、 求められる医療を提供する事を心がけ、今後も職員一丸となりきめの細かい医療を提供してまいります。

関川 浩司(せきかわ こうじ)

経歴

1980年 福島県立医科大学医学部卒
1986年 オランダ王立リンブルグ大学
1990年 大原綜合病院外科部長
2000年 福島県立医科大学外科学第二講座助教授
2006年 川崎幸病院副院長・外科部長
2007年 川崎幸病院消化器病センター長/福島県立医科大学臨床教授
2015年 第二川崎幸クリニック院長

認定資格など

・日本外科学会指導医
・日本消化器外科学会指導医
・日本がん治療認定医機構暫定教育医
・日本内視鏡外科学会技術認定医
・消化器がん外科治療認定医
・日本臨床外科学会評議員
・日本胃癌学会評議員
・日本内視鏡外科学会評議員
・厚生省認定 臨床研修指導医

外科系および消化器系専門診療科の設置

診療科は外科、脳血管外科、心臓血管外科、泌尿器科、乳腺外科、婦人科、形成外科・美容外科センター、血管外科、IVR科の外科系に加え外科との関連が強い消化器内科診療も行い、内視鏡室も完備しました。

専門外来の設置

専門外来として、がん化学療法外来と化学療法室やがん相談外来、インフルエンザなど季節性の感染症外来や認定看護師による看護専門外来を併設いたします。

化学療法外来を中心とした癌サポート体制の確立

がん診療につきましては、患者さんに安心、安寧をご提供できるような医療環境を構築いたしました。これからの我が国における死因の第一位はがんであり、2人に1人がんに罹患(りかん)する時代になっております。このようにがんがcommon disease(一般的な疾患)になろうとしている今、がん診療に関してもより一層きめの細かい医療を提供すべく当院では種々の企画を行って参ります。がん専門医の配置はもちろんの事、石心会グループの検診部門との密な連携にてCT、MRIをはじめとした高度診断能を有する画像診断の実施や、内視鏡室の充実などにより、迅速で的確な診断を行って参ります。またマンモグラフィー、超音波診断、穿刺組織診断などを完備し女性の罹患率トップである乳がんの診断にも十分に対応いたします。抗がん剤治療については専用の化学療法室を完備し、実施体制としても医師からの説明に加え、お薬についての質問については化学療法認定看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどのチームにて化学療法相談外来を設置し抗がん剤の多方面にわたって十分説明を行い、また川崎幸病院のがん治療を行う外科系診療科、放射線治療科との連携により、三位一体となった高度な治療も行って参ります。がん診療は診断時からメンタルケアを含めた緩和医療が開始されるため、クリニック部門の果たさなければならない役割は極めて重要です。このため、がん化学療法室を中心として、がん相談外来や、がん患者支援部門を新たに設置、診療部門でのサポート体制を整えました。