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思い込み

2017/12/28  先日新幹線史上大惨事につながりかねない故障が発生しました。何度も報道されているのでご存じの方も多いと思います。車両を支える台車に亀裂、もう少し走っていたらあわや転覆事故になっていたようです。普段新幹線は安全な乗り物と信じきって利用している一人としてその報道に触れ寒気を感じずにはいられませんでした。何故走り続けていたのか?その詳細が最近ようやく明らかになりました。途中から点検のためにその新幹線に乗車した保守員すなわち現場の担当者と遠隔で運行を管理している指令者とのやり取りの思い込みであったとは・・・。異臭、異常音に気づいた現場担当者、運行の可否の指示を仰いだのですが走行に支障ないのなら通常通り運航をと指令者は答えたとか。現場担当者はなおも途中の新大阪にての点検の指示を仰いだようですがタイミング悪く指示者は他の対応で手が離せなく’待ってて’と一言。それを現場は点検を待てと思い込み、さらに走行を続け、保守員は指令者からなんらかの指示があるのではと思い込み、一方指令者は保守員は専門家であるから本当に危険なら再度報告があるはずと連絡を待ち続け・・・双方の思い込み・・・・大事故はこんなことで起こってしまうのかとただただ唖然となりましたが、身近でも同じようなことが起こっていないのかと改めて感じた次第です。相手はこう考えているはずと思い込み対応が遅れたりすることはないのでしょうか?今回の出来事、他人事とせず、自分たちが所属する組織内でも起こりうる事ととらえ、今一度見直しを図る事が大事と考えた次第です。
 今年もあとわずか、来年は一層気を引き締めて事に当たっていこうと考えを新たにしました。

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