第二川崎幸クリニックトップ 院長の一言 一覧 2017 民衆と写実主義

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民衆と写実主義

2017/09/05 写実主義もちょうどロマン主義、新古典主義と同時代に起こった流れです。新古典主義のような歴史画ではなく、あくまでも現実の社会をありのままに描こうとするものでした。また題材もこれまでの英雄や、貴族、聖職者などと違い、いままで取り上げることをはばかられていた民衆、特にその中でも農民や下層労働者たちの姿をありのままに描こうとしていました。時あたかも産業革命。世の中がすさまじい勢いで変化していく中での庶民の忍従、苦労、悲しみ、時代の変革の際にいつも犠牲になりがちな階層に特に目をかけていたこと、大事なことですね。ミレーの‘種まく人’‘晩鐘’そして‘落穂ひろい’ 考えさせられる作品です。

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