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もの言えば唇寒し秋の風

2016/09/15今日は久しぶりに長袖のワイシャツを着てきました。うっとうしいくらい暑かったのにいつの間にか秋の気配が漂ってきているようです。さて今日の一言は‘もの言わば唇寒し秋の風’です。この意味は~~人の悪口を言ったり、自分を誇らしげに語るとなんとなく後味が悪い思いをすることありますよね。そんな事を読んだ句です。これは松尾芭蕉が読んだ句ですが実はこの前の句があることをご存知でしょうか?‘人の短を言うことなかれ己が長を説くことなかれ、もの言えば唇寒し秋の風’

メリハリ

2016/09/14 ピアノ線でもギターの弦でも常に緊張していると弱くなり、時には切れてしまいます。仕事でも同じだと思います。いつも緊張して仕事をしているといつかは疲弊し、重大なミスを犯すことになりかねません。休むことも大事です。それもしっかりとメリハリをつけて・・・。 メリハリという言葉、私の好きな言葉の一つです。さてそのいわれはというと‘めりかり’が語源だそうです。これは邦楽の中の特に管楽器で使う言葉で‘めり’とは減ずるという意味。 ‘かり’は高い音ということばを指すそうで、音の強弱からきています。日頃から強弱、緩急をつけた生活が大事なのですね。

無理が通れば道理引っ込む

2016/09/13 昨年の今頃、こんな話をしていました。日比谷公園近くの日本記者クラブでの勉強会に参加したおり、公園の方から人々の大きな声が聞こえてきました。これは安保関連法案に反対する人たちの集会からの声でした。安保関連法案についてここでとやかくいうものではありませんが・・・、今日の一言は‘無理が通れば道理引っ込む’という言葉です。この意味は無理な事を言ってそれを押し通そうとすると人の歩むべき正しい道が失われてしまうということですが、組織においてもそうですよね。コンセンサスを得ないで無理な決め事をすると道理が通らない。すなわち正論が通らなくなる。こんな組織にはしたくないものです。

水は方円の器に従う

2016/09/12水は方円の器に従うという意味ですが・・・水は四角い器では四角になり、丸い器では丸くなるということ、すなわち私たちも環境によって、そして友達によってどんなにでも変わるということを例えた言葉です。組織もある意味’器’であると私は思っています。それを構成するスタッフによってどんな形にもなると思っていますし皆が明るく闊達に仕事をしていれば組織も明るくなり、そしてそこを訪れる方々も元気になれると思います。当院の建物が明るいように明るい環境そしてACTIVEな組織づくりを皆でしていきたいと思いますし、いい器づくりを皆でしていけばその器にはまたいろいろな方が集ってくれると思っています。

蒔かぬ種は生えぬ

2016/09/08 昨年の今頃はこんな話をしていました。当院のInternational clinicとしての体制充実のために会合をしている事。一つは電子カルテ内に英語と中国語の問診表を入れること、さらには診断書のひな形もいくつか作成したこと。さらには各専門部署での説明を英語バージョンや中国語バージョンで作成しこれをパウチ化して各部署での個々の説明の際に用いられるような体制を作った事などです。これは最近では日本の企業でも外国人の雇用が多くなり、まさに国際化が進んでいるとき、企業で働く外国の方々にも普通の医療を提供できたらという考えがある事、さらにはここ川崎の地は羽田にも近く2020年の東京オリンピック開催の際には多くの外国人が訪れ、その方々に対する対応も備えていなければならないと考えるからです。このような事は誰かが始めなければなりません。まずは当院が川崎地区の他の施設の先鞭を切り行っていこうと思いますしそれを発信することにより各施設も同様な体制を組んでいただければと思うからです。まさに蒔かぬ種は生えぬです。

忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)

2016/09/07  これはどんな忙しい中でも暇はあるものだという意味ですが、よく知人から‘忙しい?’と聞かれる事があります。そんな時は必ず‘忙しくはないけど多少busyかな?’と答えることにしています。というのも忙しいという漢字は‘心を亡ぼす’と書くからで、以前これを誰かに教わってから決して忙しいという言葉は使わないことにしているのです。そして‘忙中閑あり’はまさしく、仕事ができ、時間の使い方が上手な人ほど、暇を作り、余暇を楽しんでいるという事だと思います。いつも‘忙しい’‘忙しい’と愚痴ばかり言っている人は回りにいませんか?

平常心を保つコツとは・・・

2016/09/06 医療の現場では常に予期せぬ事に出会うことを念頭において仕事をしていなければなりません。そのような緊張を強いられる現場ではともすれば対人関係などで、声を荒げたりすることが小生も若い自分よくありました。でも声を荒げたから問題解決になるものでもなく、かえって回りをさらに緊張させ、仕事が円滑にできにくくなる場合も多いですよね。多いどころかほとんどがそうでしょう。それからというもの、機会あるごとに、どうやったら平常心を保ちながら適切な対応をすることができるかを考えるようになりました。対人関係で平常心を保つコツとは・・・相手の立場にたって物事を考えること、これに尽きると思います。最近は自分の心を抑え、相手の気持ち(背景)を考えることで自分を客観視しながら、平常心を保つように心がけているつもりですが・・・・果たして本当に出来ているのか、こればかりは相手からの評価です。

淵に臨みて魚をうらやむは退いて網を結ぶにしかず

2016/09/05 川とか海を眺めているときに魚が泳いでいるのを見て‘ああ釣りたいな~’とただうらやんでいるだけよりも、すぐに家に帰り魚を捕る網を作る方がいいですよという意味の言葉ですが・・・・。これは隣の芝生はきれいだとかに通じると思います。ただうらやむばかりでは何もなりません。そう思ったら行動することが大事です。医療施設でも同じですよね。ほかの施設をうらやんでいるばかりでは何もなりません。いいことをやっている施設を見たら少しでもそこに近づきそしてそれよりもすばらしい施設を作っていく気概さらには工夫や努力が必要です。そんな話を一年前の水曜日、開業の日がちょうど水曜日だったのですがそのいわゆる11回目のメモリアルWednesdayに話をしていました。

人には添うて見よ、馬には乗ってみよ

2016/09/01この言葉は人とは親しくつきあってみないとその人の良さや本質がみえないという意味です。同様に馬も見た目だけではその性格はわからず実際に乗ってみて初めてわかるという意味です。最近SNSの発達により社会は便利になったもののそれが人々の間での直接の会話にとって代わられるようになり、ともすれば無味乾燥な文章のやり取りに意思疎通がなされないばかりか誤解を生む場合も多くみられますよね。そんな体験をした方は少なくないのではと思います。やはり人間関係を円滑にするためにはそして真意を伝えるためには実際に声を聴き、会い、話し合う事が大事だと思います。医療の現場でも電子カルテの導入によって便利にはなったものの、相手に依頼ごとを頼む場合、電子カルテ内での申し送りの限られた文脈では真意が伝わらない場合もあります。やはり大事な用件や複雑な事情の場合には電話をして直接話をするとか、時間が許すなら直接会ってディスカッションをすることが大事だと私は思います。

ハレの日について

2016/08/31 正月のお祝いはもちろんの事、新嘗祭などの特別な年中行事は今でも宮内省で行っていますが、そのような特別なお祝い事の日をハレの日というそうです。特別な日に着る着物はハレ着と言いますよね、そしてその姿をハレ姿といいますよね。そのハレという意味は晴れている日だからと思っていましたが、お天気は晴れの日とは限りません。ハレという字に晴れと書くのはあくまでも当て字だったようです。