第二川崎幸クリニックトップ 院長の一言 一覧

院長の一言 一覧TOPに戻る

職人芸

2018/05/24 昨年東京マラソンを走った後、ある事情があり、それまで大好きだった揚げ物断ちを敢行。一年以上てんぷらやとんかつそしてフライドチキンなどを断っていました。天ぷら解禁時はどうせならおいしい(と言われている)ところで食べようとある天ぷら屋さんに行きました。70歳になるご主人がその店で凛として天ぷらを揚げていました。

バウムクーヘンのおいしい食べ方

2018/05/18 先日サロン的テニスの会に参加した折、バウムクーヘンを食べる機会がありました。ちょうど参加者の中のお二人のお誕生日をお祝いする際に用意されたものでしたが、食べる時にどのように切って食べるかが話題になりました。年輪を見ながら真上から垂直に切る派と年輪を見ながら削ぎ切っていくやり方でしたが・・・今までは簡単に円形を6等分や8等分など人数に応じて適当な大きさに真上から垂直に切る事を当たり前に思っていたのですが、一方では斜めに削ぎきるようにスライスして切っていくのが当たり前と思っている方がいたり、、、はてさて皆様は?調べ好きの私としてはすぐにネット検索したところ、なんと斜めに削ぎ切る方が切り口の面積が大きくなりより香り良くいただけるとか・・・また本場ドイツでもそのようにして食べるとか・・・様々な生き方で常識というものがそれぞれに違う事を感じさせられたひとときでした。ちなみに日本にバウムクーヘンを最初に紹介した方はドイツ人カール・ユーハイムでした。あのユーハイムだったのですね。

楽観主義者

2018/05/08 先日のゴールデンウイーク、久しぶりに映画を観ました。第90回アカデミー主演男優賞を取った作品、そうそうその俳優ゲイリ-・オールドマンが日本人 辻一弘氏を指名しメイキャップをしてもらい、辻氏もメイクアップ・スタイリング賞を受賞した、その作品が日本題名‘ウインストン・チャーチル’原作名‘Darkest Hour ‘です。チャーチルが亡くなった翌日に新聞の一面を飾った記事を当時まだ小学生だった私は今でもぼんやりと覚えていますが、あの当時、どういうわけかチャーチルが好きで、その’なぜ好きだったのか‘を今回映画を観てあらためて感じさせられました。困難、逆境な時こそユーモアを忘れず、常に活路を見出すその精神力のタフさ、自らの恐怖心を周囲にはそれを見せずに悠然と構えているそんな人柄、、、彼の残した言葉にこんな言葉があります。

オリパラ

2018/04/27 先日ある勉強会に参加しました。‘オリパラ’における外国人対応、テロ対策、そして感染症対策などのお話しでした。講演の中でこの言葉を連発していましたが、演者はいずれも厚労省の行政官。いまや彼らにとっては‘オリパラ’は日常用語なのでしょう。でも初めて聞く人には一体何のことやらと思いますよね。まあ内容を聞けば‘オリンピック、パラリンピック’の略語というのは簡単にわかるのですが・・・・そんな事って医学の世界では日常茶飯、略語オンパレードであり、診療科が違えば同じ医師でも言っている事がまったく理解できないという場面も多くあります。そしてそのような略語を使ってつい患者さんに説明してしまう医師も少なくありません。当然何のことやらさっぱりわからないでしょう。スタッフには日頃から平易な言葉で説明するよう話しているのですが、そういう私もつい専門用語を使って説明することもあり・・・‘オリパラ’を通じてあらためて略語や専門用語を無意識に使う態度を改めようと思いました。

聖徳太子

2018/04/20 私たちが教科書や昔の一万円札に描かれこれまで親しまれてきた聖徳太子の存在が今、危ぶまれていると最近のTVで流していました。聖徳太子、別名厩戸の王子と称される人物は冠位十二階の制度や十七条の憲法を創ったり、十人もの意見を一度で理解できたとか,,清廉なイメージで真摯に国造りを考えていた方。一説によるとイエス・キリストと同じく馬小屋で生まれたという説もあるとか~そのように教わってきましたが・・・実在していなかったのではとの論議が盛んとなり最近の教科書には詳しくは記載されていないとか。今は静かな田園風景が広がる飛鳥の駅からほどないところにひっそりとたたずむ橘寺。この近くで彼は生まれたと言われています。かすかに読み取れる‘聖徳太子誕生の地’が刻まれた柱がさびしそうに建っていました。こんな立派な政治家、、、実在していたかどうかはともなくそれらの業績を成した人がいたのは事実です。古の時から国を愛し、国造りに真剣に取り組んできた先人たちを思い、古から続いている日本という国があることに感謝しながらこの国のための政治、行政をしっかりとしていただきたいものです。

町の時計屋さん

2018/04/13 最近 物を買うのが大変便利になりました。量販店やネットでも簡単に買える時代になっているからなのでしょうね。一方では町の時計屋さんのように昔かたぎの方が親身な商売をされている、そんな商業形態がだんだん少なくなってきているようにも思えます。最近こんな事がありました。部屋の整理をしていたら古い物入れの中に30数年前に使うのをやめてしまった時計を見つけました。何故30数年前の時計とわかったかというと時計のバンドに懐かしいアルミ製のカレンダーがまだ付いていたのです。昭和57年とありました。もちろんその当時で時が止まったのでした。懐かしい思いで何気なく振ってみたところ自動巻きだったようで、なんと時を刻み始めたのです。うれしくなり一日持っていたら30数年ぶりに正確に時を刻み始め・・・。大学入学の祝いで親からもらった思い出の時計でしたからもう一度使いたい思いにかられ、量販店付属の修理部門やビルに入っている修理店に足を運んだのですが残念ながらどこでも‘ピンが錆びついており、無理に取ろうとすると本体まで傷つけてしまう事になる’と断られてしまいました。自分で革のバンドを切ってピンを見たら指摘の通りさびていたわけで・・・最後に地元の年配の方がやっている時計屋さんに持っていったら‘ピンを切って差し替えれば大丈夫’と心強い返事。そして見事に今でも私の左腕で正確に時を刻んでいます。今は便利な世の中になりました。でも何か・・・物を大切にする心、そして昔の職人気質、そんな事が忘れ去られようとしているそんな思いを感じた出来事でした。

子供たちのピアノコンクール

2018/04/06 今 青葉繁れる4月、入学式、入社式とまさに若者たちの季節、そんな春爛漫の季節に子供たちのピアノコンクールを聴く機会がありました。7歳から14歳までのジュニアの大会、中にはまだ小さくてペダルに足が届かないため足台を使う子までいました。でも一旦音を奏ではじめると,まさに大人顔負けの演奏そして彼らなりの世界観が私を圧倒していました。小さい子たちは緊張するそぶりもなく無心に弾いているようにも感じましたが年齢が上がるにつれ、それもたった2〰3歳違うだけで弾く前の何とも言えない緊張感が見てとれ自我の目覚めはかくあるのかなと感じた次第です。また年齢があがるにつれ、ただ一生懸命正確に弾くだけではなく、感情を見事に吐露しながら弾くようになっていく、そんな成長ぶりを凝集した時間に聴けたこと、本当に素晴らしいひと時でした。同時に日本の若者たちは大丈夫、そんな思いを持った時間でした。

映画とオマージュ

2018/03/31 アカデミー賞を受賞する作品の多くは過去の作品や監督をオマージュしており、日本人はオマージュと模倣の違いが判らずそれをともすれば恥として何に対してもリスペクトのない作品になりがち・・など映画論や教育論などに花咲いた昼餐のひととき。実に豊かな時間を最近過ごしました。所は以前に古代文字の虎舟塾でお邪魔した祐天寺にあるアトリエTMK PLUS/GARAGE。オーナーの高野さんのお招きでそんな素敵なひとときを大学教授、映画監督の方々とご一緒させていただきました。高野さんは太宰治やマリリンモンローさらにはシャネルに関する本を書いたりトークの集いを開催したり、その傍ら大学で講義をしたりと大変エネルギッシュなお方。このアトリエでも映画上映をはじめ、食事会を開催したり、、、これからは学生の教育のためにもアトリエを使う企画があるとか・・・。こんな方が大勢いたら日本人の文化レベルは安泰ですね。そんな思いを抱いた昼餐でした。

還暦祝い

2018/03/22 最近面白い還暦祝いのパーティーに参加する機会がありました。祝いの主は現在バック・舞台衣装デザイナー兼イベントプロデュースをされている方、以前から‘謳う’という事にも関わり昨年10月に亡くなった亀淵由香さんとも交流があり、彼女の舞台衣装を手がけていたとか。パーティーは渋谷文化村のすぐ前にあるライブハウスで行われ、その方が歌手として舞台に立ち、素敵なプロの仲間たちがそれを応援しギターあり三味線ありそしてピアノありとひと時を楽しませてくれました。還暦祝いは何も赤いチャンチャンコにこだわる事なく、自分の新たな始まりを表現することも立派な還暦なのだなとその企画を通し感じました。そんなパフォーマンスをみるにつけ今の還暦を迎える人達はとにかく若いと感じましたし、人生100年計画などの言葉が新聞紙面に目につくような昨今、120歳を大還暦と昔から言っていましたがそれを迎える事ができる人が多くなったりして・・・・。

カルチャーセミナー

2018/03/16 スタッフ教育を目的としての昼休み30分を利用した院内での異業種の方によるセミナー。第9回目となる今回は院内でオープンギャラリーを開催している書家 福島美生虎舟氏をお招きしました。古代文字の成り立ちからその象形文字の意味するところなど日頃何気なく書いている漢字のいわれのお話しを興味深くお聞きすることができ本当に有意義なひと時となりました。特に‘命’そして‘生’さらには‘笑’などなど、医療に従事する私たちにまさに関連した文字。スタッフは真剣にメモを取りながら聞いていました。また実際に古代文字を書くパフォーマンスまで披露していただき、普段見たことのない所作に皆驚嘆のまなざしで見入っていました。異業種の方々に触れることそしていろいろな文化を学び教養を高めておくこと、いろいろな社会背景を持った方々と相対する機会が多い我々医療者には大事な事です。